詩 【普通は特別】#9 「ハプニング」
いつもの道
いつもの時間
いつもの服
いつもの店で、朝ごはんを
いつものカレーパンとカフェオレを注文し、
イート・インで食べる
いつもの普通の時間を過ごしていた
店から見える街の様子が、少し気になる
なにやら、逃げ惑う人々が
何事なのか
人の後に、一匹のサルの姿が見えた
サルがこちらを見た
私は固まった
サルが少し笑ったように見えたのは、私だけなのか
サルが過ぎ去り
街はいつもと変わらぬ風景に
でも、何か特別な日のような気がする
あ、遅刻、遅刻と、店を出た
今日が特別なのか
いつもが特別なのか
