右心不全VS左心不全について
はじめに
〜左心不全・右心不全・両心不全をスッキリ整理〜
まとめ資料作りました。

現場でぜひお使いください。
観察ポイント
心不全と一言で言っても、「どちらの心室がうまく働けていないか」で症状や観察ポイントが大きく変わります。
看護で大切なのは、うっ血している場所と血流不足による症状を結びつけて考えること。
🟠 右心不全
右心室が肺へ血液を送り出せず、全身静脈側に血液が滞る「体うっ血」が特徴です。
最多原因👉 左心不全の進行
体うっ血の症状
下腿浮腫
部膨膨満感
食欲低下
頸静脈怒張
肝腫大
腹水・胸水
前方障害
倦怠感
運動能力低下
💊 右心不全の治療
体うっ血あり👉利尿薬
うっ血なし👉慎重に輸液
血圧低下👉強心薬
🔵 左心不全
左心室の機能が低下し、全身へ十分な血液を送り出せない状態。
血液が肺側に滞ることで肺うっ血を起こします。
肺うっ血の症状
息切れ
起坐呼吸
発作性夜間呼吸困難
全身症状(低心拍出)
易疲労感
倦怠感
運動耐容能低下
🔄 両心不全
右心室と左心室は互いに影響し合うため、左心不全が進行して右心不全を合併するケースも多くあります
💡 アセスメントのポイント
「呼吸苦=左心不全?」
「浮腫=右心不全?」
症状の背景まで考えられると、アセスメントの質が変わります。
📚 参考文献
日本循環器学会・日本心不全学会『2025年改訂版 心不全診療ガイドライン』
⚠️ ご利用にあたって
※正確な情報を心がけていますが、ご自身の判断+施設のマニュアルに沿ってご活用ください。
※本投稿による不利益については責任を負いかねます。
