見出し画像

ひとひらの時

やよい空 白桜みあぐる 胸おどる

一年と少し前、母が逝った
脳内出血で片麻痺になるも30年以上
波瀾万丈を体現した人生だった

昭和の女は強いとよく聞くが
母の場合その強さは、気の強さとして
現れていたと思う

大地主のお嬢として生まれた母の幼少期は
綺麗な着物を着、日舞を習い
戦時中もお米に困ったことはなかったそう
(ああ、そう言えば日舞のお稽古代や盲腸の手術代も
お米で払ったとか)

戦後苦労したとは言え、
あの時代にしては華やかな生活をしていた母だから、自分に対してマイナスイメージなど全く無く常に独身独歩

草木を踏み倒し残るは焼け野原
娘から見た印象は破壊獣ママザウルスだった

そんな、一人娘にちーっとも尊敬されてない母にも
これはかなわんと、黙るしかない特技があって
晩年までのライフワークとなったのが俳句

新聞に載っただの、どこかで賞をとっただの
顔を見るたび自慢げに話してたっけな
人生の殆どが苦しみの連続であったであろう母の
ちょっとホッとする思い出です

冒頭の一句は、亡くなるひと月前に公園の桜を見て生まれた句で
いわば辞世の句と言うとこでしょうか

遺品整理の後、残った俳句の何と多いことか…!
処分すると怒られそうなので
一時は薄い本に纏めて、親しい人に配ろうかと考えてたのに

…字が読めない

昭和の女の字が解読できんのです🥲

私にも読める数は限られてるし
うーん
うーん

AI先生に相談してみよっと🎵

















いいなと思ったら応援しよう!