6つの指標でnoteの記事の質を可視化する、無料Chrome拡張を作りました
note の執筆画面を開くだけで、文字数・読了時間・スマホ読み心地などをリアルタイムで自動解析してくれる Chrome拡張機能「Creator Toolkit for note」を作りました。
note クリエイターのみなさま、note 執筆時にこんなことで困っていませんか?

スマホで読みにくくなっていないか気になるけど、確認する方法がわからない
「2,000文字書いた」でOKとしているけど、本当にこれでいいのか不安
文章の質を上げたいのに、何をどう直せばいいかわからない
もしひとつでも当てはまるなら、記事の質を決める重要な指標の半分以上を見落としているかもしれません。
1. 文字数カウントだけでは、見えないものがある
noteを書くとき、多くの人が見ているのは「文字数」だけです。
「2,000文字超えたからOK」
「2,000文字書けた、投稿しよう」。
でも、これだけでは品質のほとんどが見えていません。
たとえば、こういう問題は「文字数」に現れません。
1-1. 読者がスマホで離脱するリスク
1文が長すぎると、スマホ画面で読んでいる読者は途中で諦めます。
でも書いている本人は気づきません。
Web ライティングでは 1文 50文字前後が適切とされていますが、確認する手段がなければ無意識に長い文を書き続けてしまいます。
1-2. ひらがな比率の問題
日本語 Webライティングの黄金比は「ひらがな70%前後」と言われています。
漢字が多すぎると読者に堅い印象を与え、離脱につながります。
1-3. 文章の設計ができていない
見出しが1つもない記事は、流し読みができません。
画像がない長文は、読者に圧迫感を与えます。
こうした構造上の問題も、文字数カウントには現れません。
良い内容の記事を書いているのに、気づかないまま投稿し続けてしまう。
それが一番もったいないことです。
2. 記事の質が「数字」で見えたら、何が変わるか
数字で見えると、何を直すべきかが明確になります。
「なんとなく読みにくい」ではなく、「1文の平均が68文字、長すぎる」とわかれば直し方がわかります。
「ひらがな比率56%、目標まであと14%」とわかれば、どの漢字をひらがなに開くか考えられます。
感覚ではなく、根拠で文章を直せるようになります。
文章の構造も同じです。
「見出し0個、画像1枚」と数字で見えれば、投稿前に気づいて直せます。
感覚ではなく、根拠で文章を直せるようになります。
これを実現するために、Chrome拡張機能「Creator Toolkit for note」を作りました。
3. Creator Toolkit for note とは
noteのページを開くだけで、右側にダッシュボードが自動表示されます。
コピペ不要。
テキスト・画像・見出し構造をリアルタイムで自動解析します。

実際に記事を開いたときの画面です。
2,552 文字・読了 6 分・1 文の平均字数 17 文字という数字が一目でわかります。
4. 機能の詳細
4-1. リングゲージで「執筆の価値」を可視化する
文字数・読了時間・推定原稿料を、直感的なリングゲージで表示します。
単価は自分で自由に設定できます。
「文字単価1.1円で今日は1,020円分書いた」という表示が、毎日の執筆のモチベーションを変えます。
ただ文字を書くのではなく、積み上げを実感できる設計です。
4-2. スマホ読み心地:1文の長さを3段階で警告
1文の平均字数を計測し、「最適 / やや長め / 長すぎ」の3段階でリアルタイムに評価します。

「?」アイコンにカーソルを当てると、「1文の長さなどのリズムから総合評価。赤い警告が出たら見直しましょう。」というガイドが表示されます。
実際に私の自己紹介記事を計測したところ、1文の平均は14文字で「最適 (Good)」の判定でした。
短文を意識して書いた結果が、数字で確認できました。
4-3. 文章の熱量(感情指数)
「!」や会話カギカッコの頻度から、記事の熱量を「冷静 / 熱い / 超熱狂」の3段階で分析します。
客観的な解説記事なのか、熱いエッセイなのか。
狙いに対して文章がずれていないか、客観的に確認できます。
自己紹介記事は「熱い (Hot)」の判定でした。
世界一周への想いを書いた記事として、狙い通りの熱量が出ていることが確認できました。
4-4. 正確なひらがな比率
英字・数字・記号を除外し、「日本語の文字だけ」を分母にして正確な比率を算出します。
英語やコードが混じる記事でも計算が狂いません。
自己紹介記事のひらがな比率は56.3%。
プロ推奨の70%には届いておらず、書き直しの判断ができました。
感覚ではなく数字で直す根拠が持てます。
4-5. 見出し構成数・挿入画像数
本文内の見出し(h2/h3)の数と、挿入画像の枚数を自動カウントします。
流し読みユーザーへの対応ができているか、長文に適切なブレイクポイントが設けられているか、一目で確認できます。
4-6. プロ推奨基準ツールチップ
すべての項目に「?」アイコンがついています。
カーソルを当てると、プロ推奨の執筆基準がポップアップで表示されます。
「1文は50文字前後が最適」
「ひらがな70%が読みやすさの黄金比」
「見出しは3〜5個が流し読みに最適」
ツールを使いながら、Web ライティングの基準が自然に身につきます。
5. データは外部に出ません
処理はすべてブラウザ内で完結しています。
外部サーバーへの送信なし。
個人情報の収集なし。
開いているタブの中だけで動きます。
安心して使っていただける設計です。
6. まとめ
$$
\begin{array}{l:l:l}
項目 & 従来の文字数カウント & Creator Toolkit for note \\
\hline
文字数 & ✅ 計測できる & ✅ リングゲージで可視化 \\
読了時間 & ❌ & ✅ 自動算出 \\
推定原稿料 & ❌ & ✅ 単価設定で算出 \\
スマホ読み心地 & ❌ & ✅ 3段階で警告 \\
ひらがな比率 & ❌ & ✅ 日本語のみ正確に算出 \\
文章の熱量 & ❌ & ✅ 感情指数で分析 \\
見出し構成数・画像数 & ❌ & ✅ 自動カウント \\
プロ推奨基準 & ❌ & ✅ ツールチップで確認 \\
\hline
\end{array}
$$
文字数を見るだけの執筆から、記事の質を数字で管理する執筆へ。
このツールが、そのきっかけになれば嬉しいです。
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