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nekonosara
ダイスキ!愛してる!
あぁ、君と離れたくない──
誰よりも君を愛してるんだ!
昨日の夜も僕を優しく、羽のように包み込んでくれたね。
何度その柔肌を抱きしめただろう。
この凍える冬に、君のその温もりだけが僕を癒してくれるんだ。
いつだって僕は君にフォーリンラブさ。
愛してる。
愛してるんだ!
でもこれが禁断の恋だってわかっているさ。
だってほら。今日もまた、僕ら二人を引き離そうとする奴がやって来る。
ずしん、ずしんと、その破滅の足音を響かせて……。
だから僕は、いつだって君から離されないように、必死にその身体を抱きしめるんだ。けれど──
「いつまで寝てるの!早く起きなさいっ!!」
──ガバッ!!
「う~……寒い。あと5分……」
「馬鹿なこと言ってないで早く起きなさい!」
──バシッ!!
「痛ってぇ!!」
「さっさと布団から出るの!遅刻するわよ!」
「はぁ~い……」
あぁ……今日も離れ離れにされてしまった。
僕の愛する布団ちゃん。
君だけがいつも、寒い冬の朝に僕を優しく包み込んでくれる。
面倒な宿題に疲れた夜も、友人と喧嘩して枕を濡らした日にも。
いつだって同じ温もりで僕を迎えてくれる。
僕は君が大好きだ。
一度その虜になったら、二度と離れたくはない。
誰だって大好きな相手には、そう思うものだろう?
けれど現実はそんなに甘くない。
あと5分の逢瀬さえ叶わないんだ。
冷たいこの現実という世界に、夢のような素晴らしい世界を見せてくれる君だけが、僕の本当の理解者だっていうのに……
「う~学校行きたくない。布団を持ってけたらいいのになぁ……」
そう言って僕は、君を残して部屋を出た。
