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aoneko
余白のこばなし|それぞれの心地よさ
心地よい暮らし。
そんな言葉を耳にすると、どんな風景が思い浮かぶでしょうか。
整った部屋。
お気に入りの家具。
静かな朝の時間。
人によって、思い浮かべるものはきっと違うと思います。
SNSや雑誌を見ていると、素敵な暮らしに出会うことがあります。
憧れることもありますし、「こんな暮らしができたらいいな」と思うこともあります。
けれど、その心地よさが自分にとっても心地よいとは限りません。
にぎやかな場所で元気になれる人もいれば、静かな時間を大切にしたい人もいます。
たくさんのものに囲まれていると安心する人もいれば、すっきりした空間に心が落ち着く人もいます。
早起きが心地よい人もいれば、ゆっくり眠ることで調子が整う人もいます。
どれも間違いではなく、それぞれの心地よさです。
つい「こうあるべき」という正解を探してしまうことがあります。
でも、暮らしにはひとつの正解があるわけではありません。
大切なのは、誰かの理想に自分を合わせることではなく、自分にとって心地よいものを見つけていくこと。
試してみたり、やめてみたり。
好きだと思っていたものが変わることもあります。
暮らしが変われば、心地よさも少しずつ変わっていきます。
朝の一杯のコーヒーかもしれません。
お気に入りの器かもしれません。
窓から入る風や、散歩の時間かもしれません。
そんな小さな心地よさに気づくことが、暮らしを豊かにしてくれるような気がしています。
誰かの正解ではなく、自分の心地よさを見つけること。
それもまた、暮らしを楽しむひとつの方法です。
