#177 巡礼の道

これはフランスのコンクを通る巡礼路です。私は道を描くのが好きです。道は、道だけを描いただけでは絵にはなりません。道の脇にある建物や植物などを描くことで、道の存在が確かなものになります。道の脇に建っている建物や植物が主役であり道は脇役なのですが、私はその脇役が気になって仕方がありません。小津安二郎の映画のように、思い出されるのは主役よりも脇役だったりします。脇役の美学。私はそんな生き方が好きです。そして、絵を描くときも、そのような描き方をしてしまいます。