詩と朗読|ユメ喰い
朗読をしてみました
「ユメ喰い」
蒼が滲んでいる わたしの冬の靴下 蒼が滲んでいるのは
靴下から這いだしたユメ喰い 夢喰いの長い長い舌で絡めとる
わたしの醜い夢 長い長い食道の 扇動する筋肉運動の
無意識の意志の その蛇のような眼孔に 蒼が滲んでいる
蒼は滲んでいきながら 蒼を失い 失った蒼を憂いながら
鮮やかな閃光に キラメキノなかに 闇を溶かし込んでいく
消えていく闇に 手を伸ばして 掴もうとする なにかが
掴んだと思ったのは 真夜中に開かれる囁き合いの 聲たちの
穴 しかし、その穴はわたしにだって見えやしない 蒼く
蒼すぎて なにも見えない 蒼い夢が のみ込まれて
いくだけ
穴のなかの空間をイメージして朗読しました
いかがだったでしょうか?
わたしの舌が悲しいことに短いため、お聞き苦しいのですが、それでもお聴きくださり、ありがとうございます。
(364文字)
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