見出し画像

ラ・サール入試、得点の組み立てをどう考える?|直前期に見直したいこと

ラ・サールを目指すとき、過去問や模試の点数を見るほど、「もっと取らなければ」と思うことがあります。

ただ、入試で必要になるのは、誰かの目標点をそのまま追うことではありません。問題の出方と今の自分の得点の内訳を確かめ、当日に力を出しやすい形をつくることです。

まずは「点数」ではなく内訳を見る

合計点だけでは、次に何をすればよいかが見えにくいものです。過去問や模試を解いたあとは、次のように分けてみてください。

  • 解けたのに失点した問題

  • 途中までは分かった問題

  • 今の段階では難しかった問題

  • 時間が足りず触れられなかった問題

最初に整えやすいのは、解けたのに落とした問題や、手順を確認すれば解けそうな問題です。難問を急いで増やすより、家庭で取り組みやすい改善点が見つかることもあります。

科目ごとの役割を決めすぎない

「算数で稼ぐ」「国語で耐える」といった考え方は、目安として役に立つ場合があります。一方で、それが本人を縛ることもあります。

得意科目でも問題との相性で手応えが変わる日があります。苦手意識のある科目にも、いつも取れる問題があるかもしれません。科目ごとの目標は固定のノルマではなく、演習を振り返るための仮の設計図として扱うのがおすすめです。

直前期に親子で確認したいこと

直前期は、新しい教材を増やしすぎるより、普段のやり方を確認する時間が大切になります。

  • 迷った問題で、どこまで考えたら次へ進むか

  • 見直しをどの順番で行うか

  • 一つの科目で手応えがなくても、次に切り替える方法

  • 前日と当日の生活リズムをどう整えるか

この答えは一つではありません。模試や過去問で試しながら、本人が「これなら落ち着いてできる」と思える手順を一緒に見つけていければ十分です。

学校別の数字は、必ず公式情報で確認する

合格最低点や配点、試験日程は年度によって変わる可能性があります。インターネット上の目安だけで判断せず、募集要項・公式発表・塾からの案内をその都度確かめてください。

ラ・サールを含め、難関校の入試は「特別なやり方」だけで決まるものではありません。ここまで積み重ねてきた学びを、当日に出しやすくするために、今の自分の点数の取り方を落ち着いて見直す。その準備を、家庭のペースで進めていければと思います。

いいなと思ったら応援しよう!