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老いは確実に

今まで軽くこたろうとの出会い
想いを書いてきましたが
若い頃の思い出は書いても書いても終わりがないので
たまに、それは書くとしても

ここからは、私が書きたかった老犬介護のお話にしていこうと思います。

まずは、こたろうの老いの変化から。

こたろうの老いは最初はゆっくりやってきました。
私の想像では、目が見えなくなり
足腰が弱り、トイレが困難になり、困難な事が増えていき
人生を全うすると想像していたのですが
これは、実家で小さい頃先代のわんこはそうだったので
そう想像していた部分もあると思います。

こたろうは最後まで目が少しだけ見えていました。
ゆっくり老いていったこたろう。
14歳くらいからは、私はいつどうなってもいいように
こたろうの変化を少しでも見逃さないように
神経質なぐらいこたろうの行動を観察してました。
怖いんですよね。
14歳もうなにがあってもおかしくない年齢だから
私はずっと、どこか怖がりながら
何事もないであってほしい!と思いながら
こたろうと過ごしていました。

前は走ってたのに、あまり走れなくなった。
歩くのが少しゆっくりになった。

その小さな変化を見逃さず、どうなるかを想像して
備えておく事が初手の初動の早さに繋がってくると思っていました。
備えれる事は全て備えておきたい!!
自分が出来る事は全部したい!!
そう思いますよね。私も思っていましたし
そう行動していたつもりでした。

14歳を健康に少し老いてきたねーぐらいで過ごし
15歳になってからも、穏やかに毎日を過ごしていましたが
こたろうは散歩に行かないとトイレをしません。
なので、365日散歩に休みはないです。

ごくたーーーまに、いつまでたってもおしっこが出ない
お腹を壊す、足元がおぼつかない
ん??って思う事が増えてきたけど
こたろうはよく食べて、よく散歩して、よく寝て過ごしてました。
耳が遠くなってきたのは15歳頃です。

本当に穏やかでこたろうの周りだけ
違う空気が流れてるんじゃないか?って思うぐらい
こたろうは穏やかに確実に老いていきました。
だんだんと顔周りも白くなり
寝てる時間も増えて、買い物に出掛けて帰ってきた
私にすぐには気がつかないとか
色んな変化はありました。

この頃に私は犬用車椅子について調べ出した頃だったと思います。
後ろ足が弱まってきていたのと
しば犬は痴呆症になりやすいとよく記事を見ていた事もあり
車椅子を嫌う子もいるというのも調べていたので
もしも、後ろ足がちゃんと機能しなくなったら?
車椅子にも種類があって、どれがいいのか?
どれがこたろうに合うのか?
いくらぐらいなのか?
そもそも乗ってくれるのか?
練習させて、慣らしておかないといけないのか?
色んな事を考えて、探していましたが

私は、歩くのが好きで、散歩が大好きなこたろうから
歩くことを奪いたくなかった気持ちが一番大きかったです。
なにより365日散歩に出ていて、毎日外の空気に
触れていたこたろうから外の世界を奪いたくなかったんです。

まだ歩けているし、まだすぐには必要はないけど
突然必要になって焦って決めないように
調べて、自分の納得のいくお店を見つけておきました。
たくさん種類もあるのでどういう形がいいのか
この時はまだ分かっていなかったですが

私がいいなぁっと思ってお店はオーダーで
足の長さや胴の長さを自分で測って
こたろうのサイズで作ってくれる所です。

まだ必要がなかったのでこの時は注文せずに
先に必要だと思って買ったのは犬用カートでした。

我が家にはもう1匹しば犬があり
こたろうとは年齢が少し離れているのですが
散歩は一緒にしてましたし
こたろうが疲れて歩くのがきつそうな時に
カートに乗せてそのまま一緒に散歩して
またこたろうが歩きたそうにしたら
おろして一緒に歩こうと考えて
犬用カートだけは春が来る前に買っておきました。

こたろうは歩くのは好きなので
大人しく乗ってくれないかもしれない…
いいお値段もするし…
無駄なお金になるかもしない…
迷いはもちろんあったし、買う勇気は入りましたが
買っておいて本当によかったと思える物でした。

15歳も元気に過ごし、16歳になり
「今年の冬も一緒に頑張ろうね」
私は雪国に住んでいるので、冬は雪がたっぷりです。
でも、こたろうの散歩はかかせません。

少し痩せてしまったこたろうに冬の散歩は寒いだろうと
防寒具を買い、靴を買い
案外、高いんですよ。人間並の値段するのですが
おしっこをするたびに、汚れてしまうので
替えが何枚か必要ですし、お金が飛ぶ飛ぶ〜。
けど、可愛いんですよ。


もっこもこの服を着てるこたろうも最高に可愛くて
老犬なのでゆったりと歩くこたろうも可愛くて
道ゆく人に「頑張ってるね〜」って声をかけてもらったり
冬道は道幅が狭くなるので
道を譲ってくれる人なんかもいて、優しい世界が広がっていました。

家でもこたろうが寒くないように
暖房はフルマックス。深夜も暖房は消せません。
24時間暖房つけっぱなし。

足腰も弱ってきたので、リビングの床全体にマットを敷き
ちょっとした隙間に挟まってしまうようになってきたので
隙間を埋める、隙間を無くす。
こたろうがぶつかってしまうようなソファやテーブルは
全て壁に寄せて、リビングの空間を広くしてました。
毎年出していたこたつも出さず
とにかく、こたろうの動ける範囲に何もないように
範囲を広くするようにしていました。

お金が飛びまくった冬を超えて
春、こたろうの異変が大きくなってきました。

起き上がるのも大変になってきて
後ろ足はどんどん弱まってきました。
くるんっとまるまっていた可愛い尻尾も
下がり気味になってきたり
目を離せない事が増えてきました。
そして、大好きだった車が、こたろうにとっては
窮屈な物に変わっていきました。

大好きな車でのお出かけが
こたろうにとっては苦手なものに変わった瞬間
私はショックを受けました。
「もうこたろうと出かけれない」
「もうこたろうと一緒に色んな所に行って
色んな物を見て、一緒にやってきたこと
過ごしてきた時間全てがもう出来ない」と…

私たちはよく一緒に出掛けて
日帰りで色んな所に行ったり
キャンプもしたりと本当に家にいないで
よく出掛けてばかりいました。

その気持ちとはうらはらに
「こたろうが嫌そうなら、家で過ごせばいいし
家で楽しめばいいんだ」とも思っていました。

複雑なんです。
常に気持ちが2つあるような状態なんです。

もう遠くに日帰りで行くような事はせずに
近場でこたろうと大きな公園に行くぐらいにして
この頃から目も離せなくなってきたので
私も極力、外出は控えて
なるべく家にいるように、こたろうのそばにいれる体制を
整え始めて、老犬ホームについても調べ始めました。

最初から預けるつもりではなく
私に病院などのどうしても行かないといけない用事のある時や
なにかあった時に預けれる場所を確保して
おかなければ、私もこたろうもきっと困ります。
他にこたろうを見てくれている人がいないですから
実家に頼る事もできるのですが
親も歳も歳ですし
私はお金を払って、そのお金相当のサービスを
こたろうに受けてもらいたかったんです。
老犬ホームがこたろうの刺激になるのでは?とも考えていました。

他人に預けるなんてって思うかもしれませんが
色々な資格を持ってる人が老犬ホームをやっています。

資格を持ってればいいと言うわけではないので
しっかりと見学などは必要ですし
自分の目で見て、肌で感じて、話しを聞いて判断して
自分の納得のいく場所が見つからないなら
それはそれでしょーがないと思う事にして
私とこたろうは一緒に老犬ホームを巡る事になります。

次回は老犬ホームの翻弄する私をお送りします。

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