113.古今伝授の里フィールドミュージアム 【東常縁 岐阜県郡上市】

古今伝授の里フィールドミュージアムは、東氏記念館に和歌文学館(瀧光夫設計)や研修施設、レストラン、そして栗巣川の対岸にある東氏館跡庭園から構成される一風変わったミュージアム施設。
立地は鎌倉幕府の御家人で、代々歌道に優れた東氏一族の居城跡。




9代常縁は歌学者としても知られ、古今伝授の祖と呼ばれる人。
その常縁から秘伝を伝授されたのが連歌師宗祇。
関東へ出陣中だった常縁のスキを突いてこの地を占拠した隣国の斎藤妙椿に対し、常縁はその悲しみを和歌に詠んで妙椿に送ります。
その歌に心動かされた妙椿がこの地を返還したというエピソードは、戦国時代の大名が武辺だけではなく教養も備えていたコトを物語ります。


