011.佐賀城本丸歴史館【佐賀鍋島家:龍造寺家】佐賀県佐賀市

佐賀城本丸歴史館は、2004年にオープンした歴史系公立ミュージアム。
かつて佐賀城本丸内にあった本丸御殿を木造で復元。
御殿復元建築では先駆けのケースあり、佐賀藩の軌跡を知るための施設。
御殿の一部には、現存建物も利用されています。
展示の多くは幕末維新期にフォーカス。

佐賀城のベースは、鍋島家の主君だった龍造寺家が築いた村中城。
龍造寺家の最大版図を築いていた龍造寺隆信が島原で戦死すると、天下人からもその実力を認められ、家中をまとめたのが鍋島直茂。
江戸期になるとその鍋島家は龍造寺家の承認も得て藩主となり、城地を拡張・整備。一帯に張り巡らされた水路や水濠は、敵に攻められた時には水かさを増して沈み城となるように設計されています。
明治維新後には佐賀の乱の舞台にもなり、その銃撃戦の跡は鯱の門に今も残っています。
御殿はかなりの規模(大広間は320畳)を誇っていますが、それでも復元されたのはその一部。
建物の細かな工芸部分までは凝っていないようなので(たぶん)、子供でも気軽に楽しめます。また展示品にはレプリカ多し。



本物の歴史資料を見ながら学びたい方は、すぐ近くにある佐賀県立博物館や鍋島徴古館に足を運ぶべし。



2026年8月:追記
