144.旧島津公爵邸【J・コンドル:清泉女子大学校舎】東京都品川区

旧島津公爵邸は1915年に竣工した、かつて薩摩を領有した殿様の邸宅。
当時の第30代当主は公爵の島津忠重(1886-1968)。
1917年には大正天皇の行幸という栄誉も。

本邸の設計はジョサイア・コンドル(イギリス:1852-1920)。
日本政府に招かれ1877年に来日した日本近代建築の父。
岩崎邸やかつてのトーハク本館を設計した人。
日本文化の造詣も深く、日本画の師匠は河鍋暁斎。
本邸インテリアのディレクションを担当したのは、旧薩摩藩士で洋画家の黒田清輝(1866-1924)。


・旧島津公爵邸:東京都品川区東五反田3-16-21 → マップ
現在は1950年に設立された清泉女子大学の校舎の1棟。
大学の母体となったのはカトリック系の聖心侍女修道会。
戦国時代には決してキリシタンになびかなかった島津氏ですが、昭和期になるとその大邸宅がカトリック系の大学に。


