059.荻外荘【旧近衛邸:伊東忠太2】東京都杉並区】

荻外荘は大正天皇の侍医頭も務めた医学者入澤達吉の別邸として、1927年に建てられた住宅。国の史跡。設計は入澤の義弟でもあった伊東忠太。

1937年に元総理大臣近衛文麿に譲られ、明治の元勲の1人西園寺公望によって荻外荘と名付けられました。
邸宅は政治的にも重要な場として使われ、終戦後に近衛は書斎で自決。
戦後の邸宅は、総理大臣を務めた吉田茂が利用した時期も。



建物の一部は1960年に豊島区内に移築されていましたが、杉並区によって荻外荘公園に移築復元され、2024年から一般公開をスタート。
復元されたパートには、やや新築感が残ります。
邸宅は公園側に面した居室が雁行する日本建築ですが、やや中華な雰囲気も漂います。邸内は有料エリアですが、公園内の芝生エリアは無料。

また別棟には資料室とカフェが設けられています。

2026年8月:追記
