50代家を買う!天国か地獄か、終の棲家計画 Road 7 セカンドインパクト!第一回一条工務店見積もり書!!
「土地代はゼロ。建物は1,793万円からのハグミー。勝った……。この勝負、完全に僕の勝ちだ」
勝利を確信した私は、鼻歌まじりに一条工務店の事務所へと向かいました。
ぽっちゃり店長に商談ルームへと案内され、いよいよ一回目の見積もり書と対面。
しかし、そこに待っていたのは、私の人生を根底から揺るがす**「セカンドインパクト」**級の衝撃金額でした。
当初、広告の触れ込みで目にしていた価格は「1,793万円(税込)」。
だが、目の前の紙に刻まれていたのは……

「30,346,005円」
(……5円ってなんやねん!!)
チョビン:「えっ、店長……。どうして当初の金額より1,300万円も増えてるの? どこがどうなったら、こんな跳ね上がり方をするんだ?」
ニヤリ!
不敵に笑う店長!!
だ、騙したのか?!ぽっちゃり〜!
混乱する私の脳内に、あの声が響き渡ります。
アスカ:「あんたバカァ? 最初のは『本体価格』にすぎないわよ! 建築申請料、付帯工事、太陽光設備、それに外構工事! 全部入って初めて家が建つのよ! それでもサードチルドレン(施主)なの?」
脳内アスカに50歳のオッサンが罵倒されます。
チョビン:「でも、1,300万も普通増える? 増えすぎでしょ? ありえないよ、こんなの……」
レイ:「チョビンくん……。そんなの、注文住宅の常識……。」
脳内の綾波まで……! く、くそぉ。こんな小娘たちに50のオッサンが馬鹿にされるなんて!
僕の心のATフィールドは、音を立てて木っ端微塵に砕け散っていました。
💡 そもそも「家を建てる」ために必要な費用とは?
そう、私が甘かったのです。「建物本体価格」とは、あくまで家という箱を作るだけの代金。実際に住める状態にするには、以下の「見えない費用」の波状攻撃を耐え抜かなければなりません。
付帯工事費: 水道や電気、ガスの引き込み。さらには地盤が弱ければ改良工事費が加算されます。
建築諸経費: 確認申請や検査費用、火災保険料。国や自治体に支払う「通行料」のようなものです。
オプション費用: 夢の太陽光パネル(13.5kW)や蓄電池(7kW)、さらにはカップボードなどのオプション費用など。
外構工事費: 駐車場をコンクリートにし、フェンスを立てる。家の外側を整えるだけでも数百万円が消し飛びます。
登記費用・手数料: 司法書士への報酬やローン手数料。書類を右から左へ動かすだけで諭吉が舞い散ります。
これらが複合し、巨大な使徒となって私に襲いかかってきたのです。
「少しは上がる」と覚悟はしていましたが、まさか1,300万円も上乗せされるとは。
動揺で膝が震え、商談ルームの椅子から転げ落ちそうになります。
「ここであきらめるのか? ここで投げ出すのか……?」
いや、もう後戻りはできない。土地は手に入れた。家族の未来もかかっている。
そして、愛する妻のため、救世主たるお義母さんのために!
「逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ。逃げちゃダメだ……!!」
でも、一体どうすればどこを改善すれば?
震える手で、その3,000万円超えの見積もり書を凝視しました。
脳内はもうサードインパクト寸前の危険な状態!
その時!
遠のく意識の中で、またもや脳内からあの人の叫びが。
ミサト:「チョビンくん、聞こえる!? 活動限界よ! 今すぐ家に帰って態勢を立て直すのよ!エヴァンゲリオン収納急いで!」
果たして、この「見積もり」という名の使徒に、対抗する手段はあるのか!?
次回、50代家を買う!終の棲家計画 Road 8
第八話
「瞬間、予算、重ねて。〜仕分けという名のヤシマ作戦〜」次回もサービス、サービスぅ!
チョビンのシンクロ率は、限界を突破する!
