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【マンガ】大好きな『北条司』先生作品 3選。

ほぼ全てを所有する、大好きな北条司先生の作品の中でも特にお気に入りの3作を紹介します。



シティーハンター

北条司先生の作品で、最初に読んだのがこの作品でした。
初期はやや暗めのシリアスな物語が続きますが、途中からコメディ要素が強くなり、引き込まれていきます。

とにかく主人公・冴羽獠がかっこいい。
若いころはその魅力にあまり気づけませんでしたが、大人になってから読むと、その生き様や振る舞いのかっこよさがより伝わってきます。

もっこり」や「100tハンマー」といったギャグ要素と、ハードボイルドに決める場面とのギャップがこの作品の魅力。
笑えて、泣けて、最後はやっぱり決めてくれる。
それがシティーハンターです。

アニメ版も良いですし、Netflixで配信された実写ドラマ版も予想以上に面白かったです。

最近ではスピンオフの『今日からCITY HUNTER』も追いかけており、新しい形での獠の活躍を楽しんでいます。


エンジェル・ハート

『シティーハンター』のパラレルワールドとして描かれた作品です。
高校時代、『週刊コミックバンチ』というマンガ雑誌が創刊され、原哲夫先生の『蒼天の拳』とともに、この作品が看板として連載されていました。

連載初期の導入部分は非常に衝撃的で、当時は読者の間でも賛否が分かれていたことを記憶しています。

本作のテーマは「家族愛」。
『シティーハンター』に比べて、よりリアルで深みのある人間ドラマが描かれている印象です。
笑いやアクションだけではなく、登場人物たちの心の痛みや再生にもフォーカスされています。

物語の中心となるのは、若干15歳のヒロイン・香瑩(シャンイン)。
冴羽獠、ファルコン、冴子といった大人たちと関わり合いながら、少しずつ心を開き、成長していきます。

読む際は、『シティーハンター』とはまったく別の作品として捉えたほうが、すんなりと物語に入り込めるはずです。
アクションの裏にある温かさや人間味を感じられる、作品です。


こもれ陽の下で…

植物と意思疎通ができる少女・西九条紗羅と、その友人たちとの穏やかな日常を描いた、北条司作品の中でも異色の一作です。

紗羅は見た目こそ小学生ですが、実は年齢はそれ以上。
身体の成長が止まっているという設定があり、ファンタジーの要素がさりげなく織り込まれています。
アクションやハードボイルドな作風が多い北条作品の中で、こうした静かでやさしい世界観は新鮮です。

全2巻と短く、コンパクトながらよくまとまった物語になっており、読後感もとても心地よいかったです。

さらにこの物語を深く味わうためには、物語の10年前を描いた読み切り『桜の花 咲くころ』を先に読んでおくのがおすすめです。
登場人物たちの背景がより深く理解でき、物語の余韻がいっそう強く残ります。

少し切なくて、でも心が温まる、隠れた名作です。


まとめ

北条司先生の作品には、ジャンルを越えて人の心を動かす力があります。

どの作品にも共通しているのは、「キャラクターの変化と成長」が丁寧に描かれていること。
それぞれの物語の中で、登場人物たちは過去や痛みを抱えながらも、誰かと関わることで少しずつ変わっていきます。

年齢を重ねるごとに、読み返すたびに新たな気づきがある。
それが、北条司作品の魅力だと思います。

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