防災┋つなぎ&まもり#22:冬休みのスマホ防災(アプリ更新)
スマホを“もしも”に強い相棒へ。
最新の防災アプリ&サービスをまとめました。
冬休みのスマホを、“もしも”に強い相棒に。
冬休みの予定、もう決まりましたか?
久しぶりの帰省、友だちとのおでかけ、ひとり旅。
新幹線や高速バスのチケットをおさえたり、観光スポットを調べたり――
この時期のスマホは、いつも以上にフル稼働しているかもしれません。
その一方で、
「防災アプリ、ちゃんと入れてるけど設定までは見直せていない…」
そんなモヤモヤを抱えたまま、毎年なんとなく年末を迎えていないでしょうか。
しかも帰省や旅行のあいだは、
ふだんとは違う土地にいる時間が長くなります。
もし、土地勘のない場所で地震や大雪に巻き込まれたら――
頼りになるのは、手のひらの中のスマホと、そこに入っている情報です。
今回の本編では、
「とりあえず人気アプリをひとつ」から卒業して、
冬休み中のスマホを“命を守る防災ネットワーク”に育てていくための
ヒントを、
最新の防災アプリ&サービスとあわせて、やさしく整理してみました。
読み終わるころには、
「年末年始の移動前に、ここだけはチェックしておこう」が
自分のスマホの中ではっきり見えてくるはずです。
マガジン案内
つなぎ
「このnoteは、ふだんの暮らしの延長でできる“やさしい防災”を、
わたしたち双子と中の人でゆるっとお届けするシリーズ本編です。」
まもり
「本編のほかに、舞台裏やこぼれ話を集めたマガジンもあるので、
“もっと気軽に読みたいな〜”という方は、そちらもちらっとのぞいてみてくださいね。」
つなぎ
「更新のお知らせや、過去回もまとめて読みたい方は、
マガジンのフォローやスキで、そっと応援してもらえたら心強いです。」
▶ マガジン「つなぎ&まもり|やさしい防災シリーズ」はこちら
▶ マガジン「やさしい防災こぼれ話」はこちら
冬休みの移動は、「いつもと違うリスク」が増える時間
年末年始は、ただでさえ天気が荒れやすい季節です。
雪や寒波にくわえて、地震や津波のニュースも、ここ数年は途切れなく耳にするようになりました。
そんな中で、私たちの行動範囲は
「自宅まわり」から「実家」「旅行先」へと、大きく広がっていきます。
・慣れない駅での乗り換え
・初めて泊まるホテルや旅館
・車で走る、土地勘のない雪道 などなど。
災害が起きたとき、
「どこが危ない場所で、どこが安全な場所なのか」
ふだん以上に判断がむずかしくなるタイミングでもあります。
だからこそ、冬休み前の今こそ、スマホの防災まわりを整えるチャンス。
ここからは、「スマホで命を守るための新しい常識」を、やさしく見ていきましょう。
つなぎ
「行き先の地図を調べるついでに、“ここで災害が起きたらどう動く?”って一度イメトレしておくと、ちょっと安心だよ。」
スマホで命を守る「意外な」新常識5つ
専門パートで整理した内容を、この記事では一度、
「冬休みのスマホ防災の新常識」として、
ぎゅっと5つにまとめてみます。
まもり
「“なんとなく入れてる防災アプリ”を、ちゃんと“使える相棒”に変えていくイメージで読んでもらえたらうれしいな。」
① 「とりあえず人気アプリ1個」から、“全国+自治体”の二刀流へ
今のスマホ防災では、全国版アプリ+自治体アプリの組み合わせが基本セットです。
・Yahoo!防災速報や特務機関NERV防災などで、広い範囲の情報と速報性をカバーする。
・そのうえで、お住まいの自治体アプリで「近くの川の水位」「最寄りの避難所」など、
超ローカルな情報を補う。
この二刀流で、「広く速い情報」と「自分の町のピンポイント情報」を
両方おさえるのが、これからの“標準装備”です。
つなぎ
「ハザードマップの“地図だけ”じゃなくて、アプリでも“自分のエリア”をちゃんと押さえておくと、頭の中の地図も一緒にアップデートされるよ。」
② 電池と通信が心配なときの、心強い味方は「ラジオ」
長引く停電や、みんなが一斉にスマホを使う状況では、
バッテリーや通信量が一気に不安になります。
そんなときの切り札が、じつはラジオ。
radiko(ラジコ)のようなラジオアプリは、動画よりもずっと省エネで、
地元局から細かい地域情報と、聞き慣れた声を届けてくれます。
「画面を見続けなくても、耳だけで情報が入る」というのも、
暗い中や不安な中では、大きな安心材料になります。
まもり
「スマホに“音だけの情報窓口”をひとつ持っておくと、目も心も、ちょっと休憩しながら状況を追えるよね。」
③ アプリは「受け取るだけ」じゃない。地域を助ける「発信機」にもなる
防災アプリは、情報を受信するだけの道具ではありません。
Yahoo!防災速報の「災害マップ」のように、
ユーザー同士で道路の冠水や営業状況を共有できる機能も増えています。
・「この先で道路が通れなかった」
・「このコンビニは開いていた」
そんな小さな投稿が、
見知らぬ誰かの命を守るヒントになるかもしれません。
「見るだけ」から半歩進んで、「少しだけ発信してみる」意識を
持っておくと、 地域全体の防災力もじわっと上がっていきます。
まもり
「“ちょっと役立ちそうだから共有しとこ〜”くらいの気軽さでOK。完璧じゃなくても、その一言が誰かの助けになるかもしれないよ。」
④ パニックでも安心できるように、「家族の安否確認」を自動化する
大きな揺れの直後、冷静にスマホを操作して家族に連絡するのは、とても難しいことです。
そこで頼りになるのが、安否確認を自動化してくれるアプリ。
ココダヨのように、強い揺れを感知すると自動で位置情報を家族に送ってくれるものなら、
メッセージを打つ余裕がなくても、お互いの無事を素早く確認できます。
平時から訓練モードで遊び感覚で慣れておくと、
いざというときのハードルもぐっと下がります。
つなぎ
「“揺れたときは、まず自分の安全を確保”ってよく言うけど、自動で家族に伝わる仕組みがあると、その言葉どおり動きやすくなるよね。」
⑤ デマに振り回されないための、「情報の命綱」をスマホに用意する
SNS上では、災害時ほどデマや不確かな情報が流れやすくなります。
そんなときに頼りになるのが、公的な情報源につながるアプリたちです。
・NHK ONEニュース・防災で、
信頼性の高いニュースとデータをおさえる。
・Safety tipsのように、「今なにをすればいいか」をフローチャートで
示してくれるアプリで、パニックの中でも行動の手順を確認する。
「誰が発信した情報なのか」を意識しながら、
“情報の軸”になるアプリを2つほど決めておくことが、デマ対策にもつながります。
まもり
「タイムラインを流し見する前に、“まずはここで確認”って決めておくと、情報の海で迷子になりにくくなるよ。」
冬休み前に整えたい、「スマホ防災ミニチェックリスト」

ここまで読んで、「全部いっぺんには無理かも…」と思った方もいるかもしれません。
そこで最後に、今日これからでもできるチェックポイントを、ミニサイズでまとめてみます。
全国版アプリ+自治体アプリのセットはそろっているか
防災アプリの通知設定(地点登録・おやすみモードの扱い)を見直したか
radikoなど、ラジオを聞ける環境をひとつ用意できているか
家族やパートナーとの安否確認の手段を、アプリ+ルールで話し合ったか
NHKやSafety tipsなど、「情報の軸」になるアプリを決めてあるか
全部を完璧にこなす必要はありません。
この冬は「ひとつだけでもアップデートする」でも、十分な前進です。
つなぎ
「チェックがぜんぶ埋まらなくても、“ここだけはやってみよ”って一つ丸をつけられたら、それだけで備えレベルは上がってるよ。」
まとめ
つなぎ
「スマホって、放っておくだけでもどんどん便利になっていく
“すごい道具”だけど…
防災のところだけは、やっぱり自分で少し手をかけてあげるのが大事だなって思うんだ。」
まもり
「うんうん。アプリをたくさん入れるっていうより、
『これは速報用』『これは地域情報用』って、役割を分けて組み合わせるだけでも、
スマホの頼もしさってけっこう変わる気がするよね。」
つなぎ
「それに、画面を見る情報だけじゃなくて、ラジオみたいな“耳からの情報”も味方にしておくと、
暗いときや不安なときの心の負担も、ちょっと軽くなる気がするよ。」
まもり
「ひとりで全部抱えこまなくていいのもポイントだよね。
家族やパートナー、地域の人たちとつながるためのツールとしてスマホを使えたら、
“みんなで備えてる”って実感も増えていくし。」
つなぎ
「この冬は、スマホのホーム画面を少し模様替えしてみるだけでも十分だと思う。
アイコンを一つ動かしたり、新しくフォルダを作ったり…
そんな小さな一歩が、
未来の自分と、大事な人を守る“見えない備え”になっていくはずだよ。」
まもり
「冬休みの予定表に、“スマホの防災メンテの日”をこっそり一マスだけ入れてもらえたら…
防災士としても、いち読者としても、すごくうれしいな。」
あとがき(中の人より)
中の人のスマホにも、「防災」フォルダがあります。
最初はなんとなく入れていただけのアプリたちが、
少しずつ「これは速報用」「これは地域情報用」と
役割分担されていって、
今ではホーム画面の中で、ちょっと頼もしい顔ぶれになってきました。
この記事をきっかけに、
読んでくださった方ひとりひとりのスマホの中にも、
その人らしい「防災チーム」が生まれていったらいいな…と
願っています。
「うちのスマホ防災、こんなふうに整えてみたよ〜」という感想や
工夫があれば、
コメント欄で教えてもらえると、とても嬉しいです。
つなぎとまもりといっしょに、こっそり参考にさせていただきますね。
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