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衝撃的なニュースで心が乱れるとき |情報との距離の取り方

池袋で、痛ましい事件が起こってしまいました。

まずは、被害に遭われた方のご冥福を、静かにお祈りいたします。

こういった強い衝撃のある出来事に触れたとき、

・気分が悪くなる
・落ち込む
・動悸のような感覚が出る

そういった反応が起きる方もいると思います。

実は私自身も、過去に、
立っていられないほど気分が悪くなってしまったことがあります。

今日はその体験も含めて、
なぜこうしたことが起きるのか、
そしてどう整えていくかを、静かに整理してみます。


💙1|なぜ「見ただけ」で影響を受けるのか

強いニュースに触れたとき、

「自分は直接体験していないのに、なぜこんなに影響を受けるのか」

と感じることがあります。

ここには、人の脳と身体の仕組みがあります。

人は、

・実際に体験したこと
・強く想像したこと

この二つを、完全には分けて処理できません。

特に、

・映像
・具体的な描写
・繰り返し流れてくる情報

こういったものに触れると、

頭の中で“疑似的な体験”が起こります。

その結果、

身体が「実際に起きたこと」のように反応してしまう。

気分の悪さや動悸は、
その反応の一つです。

これは、弱さではなく、

人の自然な仕組みとして起きていることでもあります。


💙2|今は「強すぎる情報」に触れやすい

昨今は、

現場に居合わせた人が撮影した映像や、
生々しい情報が、そのまま拡散されることがあります。

そしてそれは、

・編集されず
・距離も置かれず
・繰り返し表示される

という形で、目に入り続けます。

本来であれば、
ある程度の距離や緩衝があったはずの情報が、

今はほとんど“そのまま”届いてしまう。

そのため、

本来以上に強い影響を受けやすい環境になっています。


💙3|起きている反応について

こうした情報に触れたあと、

・気分が悪くなる
・不安感が強くなる
・その場面が頭から離れない

といった状態になることは、珍しいことではありません。

むしろ、

身体が「危険を感じた」と判断したときの
自然な反応とも言えます。

なので、

「自分が弱いのではないか」

と抱え込む必要はありません。


💙4|整え① 情報から距離を取る

まず一つ目は、
とてもシンプルですが重要です。

情報から距離を取ること。

・動画を見続けない
・詳細を追いすぎない
・SNSから一度離れる

これは、

「見てはいけない」という話ではなく、

これ以上受け取らないという選択です。

入力を止めることで、
身体の反応は少しずつ落ち着いていきます。


💙5|整え② 境界線を引く

少し冷たく感じるかもしれませんが、

「これは自分の身に起きたことではない」

と分けることも、必要な場合があります。

これは、

感情を否定するためではなく、

自分を守るための線引きです。

共感することと、
巻き込まれることは、同じではありません。

その間に、小さな境界線を引く。

それだけでも、
心の負荷は少し軽くなります。


💙6|整え③ 外に出す

もう一つは、

感じたものを、外に出すことです。

・誰かに話す
・書き出す
・言葉にする

頭の中に留めたままにすると、
同じ場面が何度も再生されやすくなります。

言葉にすることで、
少し距離が生まれます。


💙7|「繊細すぎるのでは」と思わなくていい

こうした反応が出たとき、

「自分は繊細すぎるのではないか」

と感じる方もいるかもしれません。

ただ、

強い刺激に対して身体が反応するのは、
自然なことでもあります。

むしろ、

それだけ情報を受け取れる感度がある、
とも言えます。

それを、

無理に抑え込む必要はありません。

ただ、

整え方を知っておくことで、
必要以上に消耗せずに済むこともあります。


情報は、ときにとても強い力を持ちます。

そして人は、

それに影響を受ける存在でもあります。

だからこそ、

・距離を取ること
・境界線を引くこと
・外に出すこと

こうした整えを、
少しだけ意識してみる。

それだけでも、
状態は変わっていきます。

答えを急ぐ必要はありません。

ただ、
自分の状態を観察しながら、

無理のない範囲で整えていく。

静かな調律の時間になりますように…

深鈴

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