正社員の選択
前回の投稿では、
フリーターとしてアルバイト生活を続ける中で、
働くことに慣れていったという内容を書きました。
今回はその続きとして、
どのように正社員として働くことを選んだのか
について書いていこうと思います。
前回の記事はこちら⬇️
それでは、本編に入ります。
このままでいいのかという違和感
フリーターとしての生活は
私にとって決して悪いものではありませんでした。
働くことには慣れ、
人との関わりにも自信が持てるようになっており、
以前の自分と比べれば
確実に前に進んでいる実感があったからです。
また、休日や働く時間を調整しながら
自分のペースで働けるという点も
アルバイトの大きなメリットでした。
ですが、そんな生活の中で
ふと考えることが増えていきました。
「このままでいいのだろうか……」と。
特別不満があるわけではありません。
それでも、どこか引っかかるところがありました。
年齢は20代後半に差し掛かり、
・友人達は正社員として働いていること
・それが"当たり前"とされていること
・会う度に話の内容が合わなくなっていくこと
そういった現実に触れるたびに
心のモヤモヤは少しずつ大きくなっていきました。
正社員になることへの不安
「正社員として働く」
その選択肢が頭に浮かんだ時、
最初に出てきた感情は"期待"ではなく"不安"でした。
・続かなかったらどうしよう
・責任が増えるのが怖い
・人間関係がうまくいかなかったらどうしよう
そして何より、
「自分なんかが正社員としてやっていけるのか?」そんな思いが強くありました。
大学は中退しており、社会人経験も無い。
何か資格を持っているわけでも、
得意なことがあるわけでもない。
「そんな人間が必要とされるはずがない」
一度レールから外れたという感覚は
思っていた以上に大きく、
自分の中に残っていたのだと思います。
それでも考え続けた理由
それでも、「今のままで良いのか?」
という気持ちが消えることはありませんでした。
不安があるからやらないのか。
それとも、不安があってもやってみるのか。
すぐに答えが出たわけではありません。
何度も何度も考えました。
そうやって考え続けていると
「これからやろうとしていることは
特別なことではなく、これまでと同じ」
ということに気がついたのです。
「小さな一歩を積み重ねてきたから、
今の自分がある。そうであるなら、
次の一歩を踏み出すだけなのではないか」
そう思ったのです。
もちろん、不安は消えていませんでした。
「やっぱり無理かもしれない……」
と思うこともありました。
それでも、このまま何も変わらなければ、
後悔する気がしたのです。
就活を始めて感じたこと
これまでの経歴をどう思われるのか。
ちゃんと受け入れてもらえるのか。
最初はそんなことばかり考えていました。
ですが、面接を受けていく中で
少しずつ感じ方が変わっていきました。
もちろん経歴について聞かれることはあります。
ですが、それ以上に見られていたのは、
・働くことへの姿勢
・コミュニケーション能力
・これからどうしたいか
そういった部分でした。
正直に話すことしかできませんでしたが、
それでも、
「自分自身と向き合うことができた」
そう思えたことは、自分の中で大きな変化でした。
そして最終的には、アルバイトとして働いていた
職場の運営会社に就職することになりました。
変わっていた自分
私が正社員として働き始めたのは20代後半です。
一般的に見れば、
これは遅いスタートかもしれません。
同世代が大学卒業後すぐに
社会人になっていることを考えれば、
確かに差はあると思います。
それでも、
・自分で考えて選んだこと
・不安があっても行動したこと
・実際に結果につながったこと
その全てがこれまでとは違っていました。
小さなことかもしれませんが、
・続けてきた経験
・乗り越えてきた不安
・少しずつ積み重ねてきた自信
それらが確実に自分の中に残っていて、
ようやく「自分の人生を自分で進めている」
と感じることが出来たのです。
これは私にとって大きな成長でした。
「この先も、なんとかなるかもしれない」
そう思えるようになったのです。
最後に
振り返ってみると、
正社員になるという選択は
特別な決断ではありませんでした。
強い意志ががあったわけでも、
明確な自信があったわけでもありません。
ただ、
・このままでいいのかと考えたこと
・少しでも行動してみたこと
・不安があってもやってみたこと
その積み重ねだったのだと思います。
もし今、同じように迷っている人がいるなら、
無理に大きな決断をする必要はないと思います。
まずは少しだけ考えてみる。
少しだけ動いてみる。
それだけでも、
見える景色は少しずつ変わっていくはずです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
