ディーラー型帝 構築とプレイ所感 【ギャラクシーカップ2025チーム戦使用】 【遊戯王ラッシュデュエル】
はじめまして、関西でラッシュデュエルをプレイしているうえなと申します。
ギャラクシーカップチーム戦愛知予選お疲れ様でした。自分もお誘いいただいて参加しており、個人5-1,チーム5−1,総合10位という戦績で終える事ができ満足しながら帰路につくことができました。
今期はこれ以降大型大会やCSに参加する予定もなく一区切りついたので、自分の思考をアウトプットする目的で記事を書きました。
アウトプットするだけならここで書かんでもいいだろ!って思う方もいるかもしれませんがゆくゆくnote執筆とかしていきたいという思いもありその練習も兼ねてここで書いてます。クレームは何人たりとも受け付けません^^
はじめに
2025年9月に発売されたストラクチャーデッキ「帝王の凱旋」よって強化された帝デッキは発売後、環境を席巻し瞬く間に一強環境を築き上げました。
下級モンスターのアド取り性能、上級モンスターによる盤面制圧性能、それらを両立させるための豊富なドロソによる安定性から自分もすぐに使い始めその強さの虜になりました。
今回はその帝デッキのプレイ方針や構築論などを環境考察を交えて自分なりに綴ってみようかなと思います。
デッキリストと成績
【デッキリスト】

【成績】
公式大会
・ギャラクシーカップ2025チーム戦東京予選2nd
対面戦績:省略
個人成績: 5-1, チーム成績: 5-1 ,最終順位: 12位
・ギャラクシーカップ2025チーム戦愛知予選
対面戦績:
1.アニマジカ 先〇〇
2.ハーピィ 先〇〇
3.サイバー 先〇〇
4. カオスリチュアル 先〇✕ET〇
5.不戦勝
6. 帝 先✕✕
個人成績: 5-1, チーム成績: 5-1 ,最終順位: 10位
非公式大会
・第7回FCS
対面戦績:省略
予選スイスドロー: 4-0
決勝トーナメント: 0-1
最終順位: ベスト8
各大会ごとに微妙に構築変わってるけど、この構成だと自由枠4枚程なので誤差です。
勝ち越せてはいるけど微妙に自慢できない成績。いつも最後集中力切れて負ける。全勝するためには山籠り修行とかした方がいいのかもしれない。
構築方針
①主軸として
まず自分の中にある考え方として「竜帝家臣ドラーへ」を通した回数が勝ちに直結するというものがあります。


登場から2025年11月現在までを環境を荒らしている元凶。
EXデッキが0枚であることと特殊召喚をしないことを免罪符にドえらいことしてくるカード。回収した「幻竜帝リンドルム」や「竜帝リンドルム」と合わせて驚きのコスパで相手の盤面を除去しつつ上級モンスターを出すことができます。
極論、このカードをだした分だけ自分のカードが増え、相手のカードが減るという訳です。色々構築思考したのち
このカードいっぱい出したら勝てるじゃん!
という脳筋思考で作ろうと考えました。
そこで今回はこの「竜帝家臣ドラーヘ」を最速で引き込みかつ使い回すことを軸として構築しました。
…とは言っても大枠はよく見る構築とあんまり変わらないので、特筆すべきカードだけかいつまんで後述します。
②環境考察
2025年11月現在の環境はこんな感じ

帝一強と思われていましたが対帝デッキとして罠型の【アニマジカ】や【ハーピィ】の台頭により必ずしも帝一択という訳ではなくなってしまいました。
さらに10月には発売されたオーバーラッシュパック3により追加された新テーマ【コスモス姫】は帝同様の盤面制圧性能を持つほかステータス面で帝に強く、汎用罠カードにして帝メタの「コスモス姫のご就寝」を使い回すことのできる唯一性から調整段階で密かに警戒しておりました。

また【帝】ミラーについては構築によってブレはありますが先手後手の優位性があまりないと認識しているのでミラーを意識した構築でなくても4:6くらいの微不利対面としてゲームできるといった感想でした。
そこで大型大会という事もあり雑多になるであろうと予測し帝ミラーを意識するより、その他に対して強くメインを組もうと考えました。
大型大会専用構築というやつです。今回の環境認識で悪く言えば格下狩り構築ってやつです。拳が強かったのもありますが上記の成績からわかる様に帝以外にはほぼスト勝ち、帝にはスト負けと面白いくらいに結果に反映されてます。
③採用カード(抜粋)
・アメイジングディーラー

序盤に使える手札交換カード。環境初期は入ってたけど、ゲーム中盤以降役割無いから最近は入ってない事多いです。一応「賢帝近衛兵」の条件対象ですね。採用理由は大きく3つ。
初手で上級複数引いて負けというパターンを回避できる、安定性の確保。
「冥跡のジュンディー」と違ってランダム墓地肥やし要素がないため、ラッシュデュエルで頻出するレジェンドカードが墓地に落ちて使えないといった事態が起きない。【アニマジカ】や【ハーピィ】などの罠型対面は「人造人間サイコショッカー」、「ハリケーン」などのレジェンドカードのプレイが勝率に大きく影響するため可能な限りランダム墓地肥やし要素を排除したい且つ、迅速に引き込みたかった。
序盤には使いづらい「越境の帝王」や上級モンスターをコストに下級モンスターやサイチェン札を引き込みに行く後手1の捲りの手段としても大きく貢献してくれる。
3枚捨てなければならないため、捨てたくない手札を選ばなければならない場合もあります。その上で引いたカードが有効札でない場合もあります。
その為、必ず召喚する前に盤面と自分の手札を見て、
・現状の手札で相手の盤面を突破できるか
・突破できない場合はデッキ内の有効札がどれだけあるか
・モンスター三面セットなど、耐えれそうな手段があるか
の3点を考えなければなりません。考えなしに効果使って攻撃力0棒立ちとかになってしまうと試合終了です。
・賢帝近衛兵

【帝】ミラーを意識した際にコスト要求が重いため、これも最近採用を見送られがちなカードです。
その分効果は強力で「竜帝家臣ドラーヘ」同等のアドを生んでくれる他、下級モンスターを戻して以降のドローを強くしてくれる点を好んで採用。
「アメイジングディーラー」含め対象となるカードが多く採用されているため、基本的に3ターン目以降は発動条件を満たしてくれています。
序盤は使いずらい点と、同名カードを戻せない点から2枚採用。
・流水の神子 ・ハリケーン


この2枚が自由枠です。雑多環境に対してこの2枚が強く作用し、反面帝ミラーを見た際に弱く作用してしまう理由になります。
採用理由はもちろん罠型デッキに対するドラーヘやトリビュート等の本命プランを通すための露払い。
特に「竜水の神子」は「賢帝近衛兵」同様リソースを戻して以降のドローを強くしてくれる点で優秀。
・救惺望御

こちらは主に【帝】ミラーや【アニマジカ】を見て採用しました。
【帝】ミラーを微不利~五分にまで持っていってくれるカード。
始めは「罠型を想定するならメインからは必要ないのでは?その枠をアクエラやリリーを入れればある程度帝ミラーも五分に持っていける」と考え一旦不採用にしました。しかし実際に【アニマジカ】や【ハーピィ】と対面してみると罠型とは思えない程の火力でぶん殴ってきたのであえなく出戻り。
後述する罠型対面とのプレイ方針とも合致していたので採用に至りました。
また「アメイジングディーラー」で有効札を引き込めなかった場合や、下級モンスターを出した後「竜水の神子」の効果を最後に使いたい状況がよくあり、そういったケースに柔軟に対応してくれるのが好印象でした。
ゲーム中1回打てればいい点、3枚目が不要である点、各種ドローソースから引き込みやすい点を考慮して2枚採用。
プレイ方針
①基本的な戦い方
戦術のお話をする前に一つ、大前提としてこのデッキはいわゆる【リリー帝】などの即攻型と違い、決着ターンを5ターン以降としてレンジ想定しています。
即攻型との違いは
1.罠型対面に対してロングゲームに持ち込まれても問題なく戦える
2.ボードアドバンテージや墓地アドバンテージで優位に立ちやすい
3.比較的事故率が低い
4.ミラーに微不利
特に3は今回のギャラクシーカップのようなマッチ戦6回戦の最大18戦する大会において重要で、自分の中で初手の事故率を限りなく減らしたいという思いがあります。
どのカードゲームも再現性は最重要課題ってだれかが言ってました。
では戦術の話いきます。
基本的には下級でアド取って最上級モンスターで盤面荒らしてぶん殴るだけで皆さん知ってると思うので、細かいところだけ書きます。
1,先攻1ターン目は全セット
基本的に墓地にモンスターが3枚を超えない様に全カードセットエンドしましょう。「アメイジングディーラー」や「ゴーストサイクロン」を2ターン目でもアクティブにできるようにするためです。
上級モンスターと「帝王の凱歌」などを合わせて引いていても魔法カードはセット。無理に手札を0枚でターンを終える必要はありません。
特に【帝】ミラーでは返しで「舞い踊る恵雷の精霊」を筆頭とした墓地戻しカードでアドを取られるだけなので墓地のカードは極力0枚でターンを終えたいです。
ただしターン1制限のある「強欲で謙虚な壺」だけはその限りではないです。

2,中盤は相手のデッキを弱く自分のデッキを強くすることを目指す
帝はデッキを回す基本ギミックの中で何故か相手の墓地メタをすることができます。


これらのカードを使って相手の不要になりそうなカードや再利用されそうなカードを戻しつつ、こちらは「賢帝近衛兵」や「竜水の神子」などで強いカードを戻す。
ゲームが続けば続くほど、必然的にこちらのドローは強くなり相手のドローは弱くなって結果勝利に繋がります。
とはいってもそこまでゲームが長引くことも稀だし、そもそも非公開領域への干渉なので墓地戻しが効いているのかも分かりづらいです。
その為、「次の最大5枚ドローで引いたカードのどれかに影響して相手の動きが弱くなってくれればいいな」くらいの心持ちで大丈夫です。
気づかないところできちんと勝利に影響してくれています。
どのカードを戻すべきかは対面ごとに異なりそれなりに理解度が必要です。
練習を重ねて覚えていきましょう。
汎用的なカードだと
「竜水の神子」
「キャットロワチョイス」
「ゴーストサイクロン」
「昂光の呪縛」
「シャイニーシェイディー」
「トラディショナルタックス」※ある程度ドローソースを使用した後
「救惺望御」※ライフレース終盤
などが選択肢に入ります。

次のターン相手が引いて困るカードを優先的に戻しましょう。
②対面ごとの戦い方
1.【帝】

大まかにはデッキを回した(上振れた)方が勝つミラーマッチ。
こちらの構築が攻撃に振っていない分、【リリー帝】などには微不利。
基本的に罠の打ち合いが少なく盤面の荒らし合いになるので、「救惺望御」でロングゲームに持ち込みつつ基本戦術の2でデッキの弱体化を目指します。
相手の序盤の「ゴーストサイクロン」で気分が悪くなるので1~4ターン目に引いた「救惺望御」は即撃ちでOK。
サイドチェンジ後は「マッドレアアクエラ」「強欲な壺」を入れて速度負けしないようにしましょう。
●優先的にデッキに戻したいカード
・「上級モンスター全て」
・「舞い踊る恵雷の精霊」
・「アメイジングディーラー」
・「お注射天使リリー」 ※LP2000以下の場合のみ
2.【アニマジカ】【ハーピィ】※罠型デッキ


愛知予選1週間前に突如台頭してきた帝メタの罠型デッキ。
3日前に従来の型で対戦したらボコボコにされたので対策もやむなし。
こちらが先攻の場合リソース差で押し勝てることもあるけど、後攻だとやはりキツいものがありますね。
基本となる戦い方は、
①「ゴーストサイクロン」、「アメイジングディーラー」等で序盤から捲りに行く。
②レジェンドカードを引くまでロングゲームに付き合う。
①のプランで捲れなさそうな場合は②に移行しましょう。
「救惺望御」やモンスター三面セットなどで耐えつつ、切り返しの一手を狙うイメージです。
特にサイチェン後の【アニマジカ】対面は「人造人間サイコショッカー」「ハリケーン」「波紋のバリア-ウェーブフォース」のどれか1枚発動できれば大きく勝ちに近づくので、デッキの構成上引けずに負けるといった事態も少なかったです。
またどんなデッキを使っていても、罠型デッキと対面するときは
「盤面突破が難しそうなら無理に罠を踏みに行く必要はない」
という心構えで臨んでいます。
ここでいう盤面突破とは相手の罠をすべて踏み越えて、モンスターを全処理することを指します。
罠を踏み越えた所でモンスターを処理できなければ返しで大ダメージを食らうだけでなく、次のドローで再度罠を供給されてイタチごっこなだけだからです。
もちろん返しに負けそうなシーン等その限りではありませんが、ライフに余裕がある場合は捲れそうな手札でも全セットエンドでターンを返すことも選択肢として取ることがあります。

4伏せして魔法を次の手数にする択もあるよねという話
●優先的にデッキに戻したいカード
【アニマジカ】
・「アニマジカ名称の下級モンスター」 ※下級事故狙い
【ハーピィ】
・「ハーピィレディ名称モンスター」
・「ハーピィ三姉妹名称モンスター」
・「スプレンディッド・スラッシュ」
3.【コスモス姫】【ベリーフレッシュ】


こちらは予選大会前のCSで対戦して脅威になりうるなと思ったデッキ。どちらも共通して帝に対して有効な罠を再利用できる点と「カイザートリビュート」が機能しない点が挙げられます。
特に後者は割と深刻で下級でアド取れないとただの重たいデッキに成り下がるのでメインの動きでメタってくるこの2テーマは、サイドデッキで対策してないと余裕でスト負け食らうと思いました。
とはいえデッキパワーの差でこちらに分があるのでこの対面はサイドチェンジ後の戦い方だけ語ります。
【コスモス姫】
OUT 「カイザートリビュート」3,「救惺望御」1,「ハリケーン」1
IN 「賢帝家臣ツーゼ」2,「サンセットリバース」2,「強欲な壺」1
全盛期カオスリチュアル並みにこちらの盤面を破壊し尽くしながら妨害を構えてくるので、
「サンセットリバース」でこちらのセットしたリソースを守りつつ返しの
「コスモス姫のご就寝」に備えましょう。
墓地戻しが有効で常に最大出力を阻止しながら戦えれば有利に立ち回れます。
●優先的にデッキに戻したいカード
・「フュージョンモンスター全て」
・「コスモス姫のご就寝」
・「惑精のサタンカモミール」
【ベリーフレッシュ】
OUT 「カイザートリビュート」3,「救惺望御」1,「激流葬」1,
IN 「賢帝家臣ツーゼ」2,「トラディショナルタックス」2,「波紋のバリア-ウェーブフォース」1
主流な型はドローソースが採用されていることが多いので「トラディショナルタックス」が有効。
また「ベリーフレッシュ・シャイ」はこちらのステータスを下げてくることで最上級モンスターのリリース条件を満たせなくしてきます。
見かけ次第かならず処しましょう。デッキに戻すのも✖。
大低毎ターン「コスモス姫のご就寝」や「ベリーフレッシュ・スイミング」を構えてくるので「竜水の神子」や「ハリケーン」で露払いを怠らないようにしましょう。
●優先的にデッキに戻したいカード
・「ベリーフレッシュ・ガーデン」
・「ベリーフレッシュ・スイミング」
③サイドチェンジ
上手い人はみんなやっていると思うんですけど自分はマッチ戦形式の大会に出る時は、
大まかな対面を想定して事前にサイドチェンジ枠を決めています。
実際には1戦目に見えたカードに応じてアドリブで変えたりする事もあるんですが、どちらにせよ試合時間の短縮にもつながるのでおススメです。
今回はこんな感じでした。

④対戦動画
ファンキーさん主催の第7回FCSにて配信卓に載せていただく機会があったのでこちらでご紹介します。よかったら見てみてください。
追記 2025年末第8回FCSが1月制限レギュで開催されるみたいです。
年末に予定がない人は大阪でラッシュデュエルだ💪💪
お待たせしました!
— FCS運営アカウント/第8回12月27日 (@FCS_RUSHDUEL) November 5, 2025
第8回FCSのトナメル公開です!
エントリーは日付変わって11月6日から、早期エントリーでFCSオリジナルデッキケースblack verをプレゼント👍
ぜひ今年のデュエル納め、新リミットレギュレーションでのデュエルで楽しみましょう!#FCS#ラッシュデュエルhttps://t.co/q887H9uDoq
構築における反省点
ここからはちょっとしたボヤキなので飛ばしてもらって結構です。
構築における反省点、それは、
帝ミラー軽くみすぎ
これに尽きますわな。権利獲得チームの大半は帝デッキだったらしいし上位に上がれば上がるほどミラーの機会は増えていくのは予想出来たからリリーかアクエラをメインから入れるべきでした。
今回はマッチ運がよく想定した相手ばかりに当たったので見かけ上の戦績が良かっただけかもです。
それを抜きにしても下級のステータス貧弱すぎて相手のLPミリ残しが割と多かったのでそう言った点も盲点でした。
最上級モンスターの直接攻撃 2400×3=7200で残りの800をアメイジングディーラーや竜水の神子じゃ削りきれないんだよな!
随所に詰め切れてない部分があったので納得の戦績かなと反省です。
最後に
今回noteをはじめて書かせていただいて思った事が一つ。
めっちゃしんどいなこれ___
普段何気なく色んな記事を読ませてもらってますが、書く側に回るとこんなに時間がかかるんだなと身に沁みました。10000字以上書いてる人とかなにもんですか?まじで。 いつもありがとうございます。
ラッシュデュエルを普段から遊んでいる方にとっては、帝デッキの基本的な事は皆さんご存知だと思い今回は細かい部分だけ書いたつもりです。
不採用カードとの違いや対面ごとのプレイング(特に罠型対面)など考えていることはもっとたくさんあって、そういうのも書こうと思ったのですが力尽きました。またモチベあったら次の機会に、、
今回は思考のアウトプットを目的として書きましたが、「文字にしてみると結構色んなこと考えてんだなぁ」と再確認でき、改善点なども浮かんできたりと自分にとっても有意義なものでした。これだけでラッシュデュエルちょっとうまくなった気がする。
最後にギャラクシーカップチーム戦を2度戦い抜き、好成績を残させてくれたチームメンバーに感謝を述べつつこの辺りで終わります。
ここまで読んで下さった方もありがとうございました。
