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「歯周病治療で敗血症?歯科衛生士が考える本当の原因」

① SNSで見かけた話


最近SNSで
「歯周病治療(SRP)の後に敗血症になった」
という投稿を見かけました。

実は私の患者さんでも、過去に
他院での歯周病治療後に菌血症を起こした方がいました。

この話だけ聞くと
「歯石取りって危ないの?」
と思う人もいるかもしれません。

でも、歯周病の仕組みを考えると
少し違う見方ができます。


② SRPで菌血症は起こり得る


歯周病治療では

・歯ぐきから出血
・歯周ポケット内の細菌が血流に入る

ことで
一時的な菌血症が起こることがあります。

ただこれは実は

・歯磨き
・フロス
・食事

でも起こると言われています。

健康な人なら
免疫が処理するため問題になることはほとんどありません。


③ 歯周病はそもそも「慢性菌血症」


ここがあまり知られていないポイントです。

歯周ポケットが深い状態では

歯磨き
咀嚼

だけでも細菌が血管に入りやすくなります。

つまり歯周病は

慢性的に菌が体内に入る状態

とも言われています。


④ 歯石が原因ではない


歯周病の原因は

歯石ではなくバイオフィルム(細菌の塊)

です。

歯石は

・細菌の足場
・清掃しにくくする

という二次的な存在です。

本来の歯周病治療は

歯石取りではなく
バイオフィルムの破壊

が目的です。


⑤ 歯周病治療の本当の目的


歯周病治療は

「歯石を取ること」

ではなく

細菌量を減らすこと

です。

細菌の負荷を減らすことで
むしろ

・慢性的な炎症
・菌血症リスク

を下げることにつながります。


⑥ 歯科衛生士として思うこと


保険診療ではどうしても

「歯石取り=歯周病治療」

というイメージになりがちです。

でも本来は

・バイオフィルムコントロール
・細菌数の管理

がとても大切です。


⑦ まとめ


歯周病治療で菌血症が起こることはあります

でもそれは
「歯石取りが危険」なのではなく

歯周病という感染症をどうコントロールするか

という問題でもあります。

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