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悪口の正体🫣実は、、、根本は人と繋がりたいだけなのかも!?気付きが人との関係を変える✨️

悪口って、どうしてあんなに盛り上がるんだろう?


誰かのことを話していて、


「ちょっと苦手なんだよね」


「わかる!」


この一言が返ってくると、急に距離が近くなったように感じる。


「私だけじゃなかったんだ」


そう思えて、少し安心する。


だから、悪口を言いたいわけじゃなかったのに、いつの間にか悪口が会話の中心になっていく。


最初は、ただ「わかってほしかった」だけなのかもしれない。


誰かとつながりたかっただけなのかもしれない。


でも、一度その方法で共感を得てしまうと、


「こう話せば仲間になってもらえる」


と、知らないうちに覚えてしまう。


そして怖いのは、そこから。


人の嫌なところばかりが目につくようになる。


「今度、これ話そう」


そんなふうに、悪口の材料まで探すようになってしまう。


じゃあ、どうしたらそこから抜け出せるのだろう。


今回の物語は、悪口をやめようと決意する話ではありません。


誰かに叱られたわけでもありません。


ただ、一人の女性との何気ない会話の中で、


「悪口になると、勝手に耳から音が抜けるの(笑)」


そんな言葉を聞いたことから、


初めて自分の言葉を外側から見つめることになります。


もしかすると私たちも、


「悪口を言いたい」のではなく、


ただ誰かとつながりたいだけなのかもしれません。


そんなことを、少し考えてみたくなる物語です。


悪口になると、耳から音が抜ける


人と仲良くなりたい。


誰だって、そんな気持ちを持っている。


彼女も、そうだった。


だから、人と話すときはできるだけ相手のいいところを見つけようとしていた。


「あの人って、仕事できるよね」


「すごく優しい人だと思う」


「頑張ってるよね」


そんなふうに、人のいいところを話していた。


でも、あるとき言われた。


「なんか、いいことばっかり言ってない?」


「なんなの、あの人って感じがする」


彼女には、その言葉が少し引っかかった。


自分では、人のことを悪く言わないようにしているだけだった。


なのに、なぜか距離を置かれたような気がした。


そんなある日。


いつものように何人かで話していると、彼女はふと本音をこぼした。


「……でもさ、正直、あの人ちょっとムカつくんだよね」


すると、


「わかる!」


すぐに返ってきた。


「私もそう思ってた!」


その瞬間、彼女の心が軽くなった。


「ああ、私だけじゃなかったんだ」


自分のことをわかってもらえたような気がした。


それからだった。


人と話していると、少しずつ悪口が増えていった。


「あの人って、こういうところあるじゃん」


「わかる、わかる」


「あのときもさ……」


「えー、それはないわ」


笑い声が起こる。


彼女も笑った。


楽しかった。


そして、知らないうちに覚えてしまった。


――こういうことを言うと、人とつながれる。


――本音を言えば、共感してもらえる。


それは、彼女にとって小さな成功体験だった。


だから、次第に人の悪いところが目につくようになった。


「あの人、またやってる」


「そういえば、前にも……」


「今度これ話そう」


最初は、たまたま出た愚痴だった。


でも、いつの間にか、


話すために探すようになっていた。


人の欠点。


嫌だったこと。


腹が立ったこと。


気に入らないところ。


まるで、悪口の材料を集めるように。


本人は、それを「悪口」とは思っていなかった。


ただの愚痴。


ただの本音。


ただの世間話。


そんなつもりだった。


そしてある日。


彼女は、いつもとは違う人に出会った。


その人とは、まだ知り合ったばかりだった。


最初は普通の話をしていた。


仕事の話。


最近あったこと。


好きなものの話。


そして、いつものように話題が誰かのことに変わった。


「そういえば、あの人ってさ……」


彼女は話し始めた。


「ちょっと苦手なんだよね」


すると、目の前の女性が、


ぼぉ~~っとしている。


「あれ?」


彼女は気にせず続けた。


「あの人って、前にもこんなことがあって――」


でも、相手は上の空。


「ちょっと、聴いてるの?」


すると、その女性は笑った。


「聴いてる、聴いてる(笑)」


「でもね……」


少し間を置いて、


「なんか、悪口になると勝手に耳から音が抜けるの(笑)」


「なにそれ(笑)」


彼女も思わず笑った。


「だって、悪口って聞いてると疲れるんだもん」


そう言って、その人はまた笑った。


責めるわけでもない。


説教するわけでもない。


ただ、聞かなくなる。


その自然な反応が、なぜか彼女の心に残った。


しばらくして、彼女はふと黙った。


――私、今まで何を話していたんだろう。


誰かに、


「悪口はやめなよ」


と言われたわけではない。


「あなたは悪口ばかり言っている」


と指摘されたわけでもない。


ただ、


「悪口になると、耳から音が抜ける」


と言われただけだった。


なのに。


初めて、自分の話を外側から聞いたような気がした。


「あっ……」


彼女は心の中でつぶやいた。


「私、悪口言ってたんだ」


その気づきは、少し恥ずかしくて、


少し寂しかった。


でも、それだけではなかった。


なぜ私は、そんなに悪口を言いたかったんだろう。


考えてみると、最初から誰かを傷つけたかったわけではない。


誰かとつながりたかった。


自分の気持ちをわかってほしかった。


「私だけじゃない」と安心したかった。


ただ、その方法をいつの間にか覚えてしまったのだ。


誰かの悪いところを話すと、


「わかる」


と言ってもらえる。


共通の敵ができると、


一気に距離が近くなる。


それが、心地よかった。


だから、そこから抜け出すのは、


「今日から悪口をやめよう」


と決めれば済むような、単純な話ではない。


人は、一度覚えた「つながり方」を簡単には手放せない。


彼女だって、これからも誰かに腹が立つだろう。


愚痴を言いたくなる日もあるだろう。


それでも、あの日からほんの少しだけ、


自分の言葉を気にするようになった。


「私は今、何を話そうとしているんだろう?」


「本当にこの人のことが嫌なのかな?」


「それとも、ただ誰かにわかってほしいだけなのかな?」


まだ答えは出ていない。


でも、それでいいのかもしれない。


人を喜ばせることも、


人と深くつながることも、


きれいな言葉を並べるだけではできない。


うわべだけで、


「素敵ですね」


「すごいですね」


と言うことでもない。


相手の心を知ろうとすること。


相手が何を大切にしているのかを見ること。


そして、自分自身がなぜその言葉を口にしているのかを知ること。


そんな力も、きっと磨いていける。


彼女はその日から、


人の悪いところを探す代わりに、


人の心が少し軽くなる言葉を探してみようと思った。


まだ、うまくできるわけじゃない。


たぶん、また悪口を言う日もある。


それでもいい。


ただ一つ、


「悪口になると、耳から音が抜ける」


と言ってくれたあの人のことは、


きっと忘れない。


もしかしたら人生には、


「やめなさい」と叱ってくれる人より、


自分の姿をそっと映してくれる人がいるのかもしれない。


そして、自分の言葉に気づいたその瞬間から、


人とのつながり方は、


少しずつ変えていけるのかもしれない。


あなたは最近、


誰かの悪いところを話すことで、


誰かとつながろうとしていないだろうか?


今日の気付き


悪口って、単純に「性格が悪い人がするもの」ではないのかもしれない。


その奥には、


「わかってほしい」


「誰かとつながりたい」


「自分だけじゃないと思いたい」


そんな気持ちが隠れていることがある。


だからこそ、一度「悪口を言えば共感してもらえる」という経験をすると、知らないうちにその方法を繰り返してしまう。


そして気づけば、人の嫌なところを探すことが上手になっている。


怖いのは、悪口そのものよりも、


「人とつながるには、誰かを下げればいい」


という学習をしてしまうことなのかもしれない。


だから必要なのは、ただ「悪口をやめよう」と自分を責めることではない。


「私は、なぜ今この話をしたいんだろう?」


そうやって、自分の心に問いかけてみること。


もしかしたら、その言葉の奥には、


「本当は誰かにわかってほしい」


という、小さな願いが隠れているかもしれない。


人の悪いところを見つける力ではなく、


人の喜びを見つける力。


そして、


誰かを下げなくても、人とつながれる力。


それも、これから磨いていきたいスキルなのだと思う。


今日、誰かの悪口を言いたくなったら、


「本当にこの人のことを話したいのかな?」


それとも、


「ただ、誰かにわかってほしいのかな?」


と、一度だけ自分に聞いてみたい。

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