遠く離れてから気づく、心のふるさとの色のこと【風頭優雨華の、お休み前の深呼吸】
【この記事をお読みいただく皆様へ】
この物語は、山口県の片隅で放送されている(という設定の)ラジオ番組、「風頭優雨華の、おやすみ前の深呼吸」をお届けする形で綴られています。
私、デンキペンギンの日常を、パーソナリティーの優雨華が彼女らしい言葉で再構成しました。本作はAI(Gemini)と共に制作しており、言葉や情景の描写にAIの力を借りています。
眠りにつく前のひととき、彼女のフィルターを通して彩られた「少し特別な日常」を、ラジオに耳を傾けるような気持ちで楽しんでいただければ幸いです。
こんばんは。風頭 優雨華です。
時計の針が、今日と明日の境界線をそっと跨ぐ頃。皆さんはどんな風に過ごされていますか? 私の部屋では、淹れたてのほうじ茶から静かに湯気が昇っています。窓の外からは、夜の底に沈んだような静かな風の音が聞こえてきて、この時間が一番、「自分」に戻れるような気がします。
さて、今夜もリスナーの方から届いた、心温まる……いえ、少し「不思議な共感」を呼ぶお便りをご紹介しましょう。
ラジオネーム:オームの法則に入りたかった電力さん
「野暮用で山口県庁に行きました。時間が余ったので、県庁売店(ローソン)に入店。そこで、山口県PR部長「ちょるる」のボールチェーンマスコットを発見。別にちょるるが大好きというわけでもなく、山口県民としてどうかと思うけどそこまで愛着がないけど、真剣に購入を検討。でも、来月も来る予定があるので、今回は見送り。旅に出た時とか、急にこういうご当地キャラものが欲しくなりませんか?」
「オームの法則に入りたかった電力」さん、ありがとうございます。
山口県庁の中にローソンがあって、そこに「ちょるる」のグッズが並んでいるんですね。私はまだ県庁に足を踏み入れたことがないので、その光景を想像して少し驚きました。
……でも、ふと思ったのですが。県庁の売店って、主にお仕事をされている職員の方が利用されますよね? スーツ姿の職員さんが、真剣な顔でちょるるのボールチェーンを手に取ってレジに並ぶ姿……想像すると、なんだか少しだけ、山口県の平和を感じて頬が緩んでしまいます。
実は、私もそのお気持ち、すごくよく分かります。 私もその場にいたら、きっと「ちょるる」のマスコット、真剣にカゴに入れようか悩んでいたと思います。
ご当地ものって、不思議ですよね。 その場所にいる時だけ、妙にキラキラして見えて、「今買わなきゃ会えないかも」という魔法にかかってしまう。 でもその一方で、自分の地元のものって、意外と持っていなかったりしませんか?
私自身、地元は長崎なのですが、向こうにいた頃は地元のキャラクターや名物のグッズを欲しいと思ったことはあまりありませんでした。「いつでも買えるし」という安心感が、逆に距離を作っていたのかもしれません。 けれど、こうして山口県で一人暮らしを始めてから、ふとした瞬間に「長崎のあれ、ちょっと手元に置きたいな」なんて思ったりするんです。
離れてみて初めて、自分の中にあった「当たり前」の良さに気づく。 地元を離れるという経験は、自分を育んでくれた場所をもう一度、外側から見つめ直すきっかけをくれるのかもしれませんね。
最近、インターン先の社長や先輩たちと話していると、「山口県ってなんもないよね」なんて苦笑いしながら仰ることがあります。でも、そう言う皆さんの表情はどこか誇らしげで、山口県のことが大好きなのが伝わってくるんです。
私の「当たり前」は、誰かにとっての「特別」かもしれない。 そして、誰かの「なんもない」は、実はかけがえのない「魅力」に満ちている。 そう思うと、日常の景色が少しだけ違って見えてきませんか?
来月は「旅の思い出」をテーマにお話ししていこうと思います。この連休中の出来事や、昔行ったあの場所のこと……あなたの心に残っている風景を、ぜひお便りで教えてください。内容によっては、またこうしてご紹介させていただきますね。
それでは、今夜はこの辺で。 明日もあなたが、自分らしい呼吸で過ごせますように。
おやすみなさい。
よければ、こちらもどうぞ。
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