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一つの命が目覚める奇跡を信じて。ハオルチアの小さな種に託す、私の祈り

皆さんは今、目の前にある小さな可能性に、どれほどの情熱を注いでいるでしょうか。

それは一見、見過ごしてしまいそうなほど小さな、小さな出来事かもしれません。しかし、その中には、言葉にできないほどの大きな未来が詰まっている。私は今日、まさにそんな「未来の奇跡」と向き合う、愛おしい時間を過ごしました。

先週、我が家で収穫したハオルチアの種。

種親は、気品ある姿の「氷砂糖」。そして花粉親は、瑞々しい美しさを放つ「京の華」。 この2つの命の絆から生まれた小さな種を、本日、ついに土へと還す「種まき」を行いました。

そのプロセスは、まさに命との対話です。

まず、用意した多肉植物用の土を、あらかじめ優しく水で濡らしておきます。

そして、今日まで大切に冷蔵庫の野菜室で眠らせていた種を取り出しました。

息を呑むような緊張感の中、ピンセットで一粒、また一粒と慎重に掴み、濡れた土の上へとそっと置いていく。

「どうか、無事に目覚めておくれ」

そう心の中で語りかけながらの手作業です。

調べてみると、ハオルチアの種は「土を被せない方が良い」という情報に出会いました。ですから、あえて上から土をかけることはしていません。 しかし、自然の力とは不思議なものです。粒の大きな赤玉土や鹿沼土の隙間へと、種たちは自ら転がり落ちていく。まるで「ここが私の落ち着く場所だ」と言わんばかりに、不可抗力で土の間に隠れていくその姿を見ていると、なんだか愛おしさが込み上げてきます。

ハオルチアの種は、何よりも乾燥を嫌います。 だからこそ、ここからは一瞬の油断も許されません。乾燥から命を守るために、容器の表面にぴったりとラップをかけ、我が家で一番光り輝く育成ライトの下へとそっと忍ばせました。

正直に申し上げます。 この種たちが、本当に完璧に熟して落ちたものなのか、私には分かりません。もしかしたら、うまく発芽しないかもしれない。そんな不安が頭をよぎることもあります。

でも、だからこそ! だからこそ、祈るのです。 だからこそ、今という瞬間に全力を尽くす価値があるのではないでしょうか!

結果がどうなるかは、誰にも分かりません。しかし、一つの命が根を出し、緑の芽を吹くその瞬間を信じて待ち続けること。この経過観察の毎日こそが、私たちの人生に豊かな彩りを与えてくれると私は信じています。

たった一つでもいい。 どうかその力強い生命力で、新しい姿を見せておくれ。 小さな青い容器の中で始まった、私とハオルチアの「命の物語」。明日からの変化を、一瞬たりとも見逃さない覚悟で、大切に見守っていきたいと思います。


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