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わが街の伝統産業 鳥取県・大山町

第127回 鳥取県大山町 ~中国地方の最高峰・大山を擁する街は海外にも輸出されている全国屈指の梨の一大産地

 鳥取県大山町。県西部に位置する人口が約14,000人。2005年(平成17年)に3町が合併してできた町。鳥取砂丘と並び、鳥取県の自然遺産である大山があります。標高1729メートルで中国地方最高峰の山です。大山隠岐国立公園の中心として、全国に誇る名水ができるほど、自然環境が守られています。

 その大山町の伝統産業が農業。特に梨は鳥取県の特産品ともなっています、梨の名産地として100年を超える歴史があります。「二十世紀梨」や「新甘泉梨」さらには「王秋梨」などのブランドで知られている県内で最大の梨の一大産地です。

 大山町の梨は、大山から湧き出るミネラルたっぷりの水と恵まれた自然に育まれ、丹精込めて育てられた逸品です。1904年(明治37年)に同じく梨で知られる千葉県から10本の苗木が導入され、100年以上栽培されている代表品種です。

 関西を中心に出荷され、台湾や香港、アメリカ、さらにはシンガポールなど海外にも積極的に輸出されており、鳥取県産梨の「二十世紀梨」の卸売数量は75%のシェアを誇る全国第1位となっています。大山町産の梨は、透きとおるような淡い黄緑色の肌、口に含むとさわやかな甘さの果汁がほとばしる味覚こそが丹念に栽培されている証です。

 最後に「大山」について。大山は春から夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪山と四季を通じて自然を満喫できる山です。1936年(昭和11年)に日本で3番目に国立公園となり、別名「伯耆(ほうき)富士」とも呼ばれています。大山町は大山を擁することから観光業も盛んで、この大山を中心として、大山寺、大神山神社などの神社仏閣や名所旧跡、スキー場や登山道、散策コースなどの観光資源があり、多くの観光客が訪れています。

   提供:伝統産業ドットコム

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