【JR西日本】九頭竜湖駅
「九頭竜湖線」という愛称が付いている、越美北線の終点です。
構内は1面1線。典型的な行き止まり駅です。
その割に駅舎は立派で、ログハウス風の大きな駅舎が鎮座しています。
隣に物産館が控えていて、鉄道利用者よりもドライブでやってくる客が目当てで、そのついでに駅舎も立派にした、といったところでしょうか。
駅から100メートルほど進んだところで、線路は途切れています。
もともと越美線という1本の鉄道路線として計画された越美北線。
国鉄時代に美濃太田から北上し、北濃までやってきている越美南線と県境を貫いて接続される予定だったのですが、ご存知のように国鉄財政の悪化からくる工事中止、そして越美南線は赤字ローカル線になって第三セクター鉄道に転換。
ここが途中駅になることなく、永遠の「終着駅」となってしまいました。
開通していれば高山線に次ぐ、東海北陸の連絡鉄道として色々と妄想が捗る路線ですが、こうして山間にぽつりと佇む終着駅という風情も、コレはこれで悪くありません。





【取材メモから】
この駅は学生時代から何度なく行っており、鉄道での訪問とクルマでの訪問がほぼ同数ぐらいです。
実際、北濃から線路が延びても高低差が凄まじく熊本の大畑ループ並みに大掛かりな登坂対策を取らなければならず、実現したとしても大して利用もなくここで廃止…という可能性もあり得ない話では無いように思われます。
だから、ここが永遠の「終着駅」であったとしても、それはそれで「収まるべき所に収まった」状態と言えるのかもしれません。
