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#002:ムダがどれくらいあるか

兵庫県神戸市を拠点に活動しております「まじわるデザイン」代表の戸田裕之です。
ムダがきらいです。

日本のムダの状況をわかりやすく示す指標に労働生産性があります。
時間当たり労働生産性の国際比較(OECD加盟諸国、日本生産性本部作成の資料から引用)
1位:アイルランド:139.2ドル→日本の2.8倍
7位:米国:85.0ドル→1.7倍
27位:日本:49.9ドル

時間当たり労働生産性=生み出した成果/(労働者数x労働時間)
なので、国全体を平均すると、1時間当たりで日本はアイルランドの3分の1しか成果を出していないということです。この差はすごくないですか。
アイルランドの人が成果を「3」出している間に、日本の人は「1」しか成果を出していないということになるので、この差の「2」がどこかに行ってしまったムダということになります。

以下は、わかりやすさを優先していますので、厳密な記述ではありません。ご注意ください。
生み出した成果は、経済の世界では付加価値と呼ばれます。この付加価値は下記のように計算されます。
付加価値=①人件費+②減価償却費+③利益
➀人件費:人に関するすべての費用。お勤めの方であれば給料。経営者の方などの報酬もここに入っていますので、自分とは別の人だけが良い目を見ているということはありません。
②減価償却費(げんかしょうきゃくひ):設備等の更新のための積立費用です。
③利益:ここから税金の納付、借入金の返済、株主への配当をします。さらに、新技術の開発投資などもこれを財源にします。

付加価値を効率よく獲得することで、人はおいしいもの食べてゆっくり休養し、最新鋭の設備を導入して楽に仕事をし、高く売れるような技術を開発して、ますます多くの付加価値を獲得することができるようになります。しかし、獲得できなければこの逆になり付加価値は減る一方になり、そのうちに破綻します。

これまでの日本は、少々ムダがあって労働生産性が低くても、元気な人がいっぱいいるので、「気合と根性」で乗り切ってきました。しかし、もうそういうわけにはいきません。
やる必要があることをムダなくやりましょう。

例えば、毎日やることの中から1日に1分だけ改善することを見つけていったら、その効果は、1日目:1分、2日目:1分+1分・・・と蓄積されていって、1年後には、365分になります。
合計の効果は、1分+2分+・・・+365分=66,795分=46日・・・1か月半浮きます。浮いた分は休んでもいいし、他のことをしてもいいです。どちらにしても労働生産性は上がります。

良いやり方をいっしょに考え続けてみませんか。
私としては、「計画・チーム・システム」で、労働生産性の向上のお手伝いをしていきます。
とにかく、「ムダをなくしたいだけ」なのです。

写真は、小豆島の港にいる「かえる」さんです。
===誰一人取り残さない===


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