『実証実験』という呼称のデザイン
”第5波”が落ち着いてきた、という一般的評価とともに盛んに聞かれるようになったワード:実証実験。
これの響きに関し、
違和感を抱いている人はいませんか?
おそらく何割かの人にはしっくりこないのだと推測します。「私も思っていた!」ということであれば、本質思考派として合格点です🎯
さて、どういうことでしょうか🙄
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【実証実験とは】
例えば、
◆プロ野球やJリーグなど、観客動員数:5,000人を上限としていたものを10,000人に増やす『実証実験』を行なう
◆一律的に中止や延期となっている音楽イベントについて、一定のルールのもと開催する『実証実験』を行なう
◆飲食店での開店時間や提供品の制限を緩める『実証実験』を行なう
ニュースで見聞きしたこと、ありますよね?
おそらく大多数の人にとっては何ら、気にもならないのでしょう。概ね、聞き流すというか、「深く考えない」ためにスルーしてしまう…😣
他方で。一部の人にとっての直感は・・・
『実証実験』とはナニゴトぞ!
・〔制限〕を緩めてみても新規感染者の増大が抑えられるか否か「(やってみなきゃわからないから)試してみよう」だと?
・各個人が「耐えられるかどうか」の人体実験ということか?
・参加者は自己犠牲を覚悟せよ、と?
・モルモットやラットではなくて、という意味なのか?
「言われてみれば…」という、『ようやく』『今更ながら』な心象の変化がもたらされたという人も、少しはいらっしゃるかもですね。
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かたや『臨床試験』。これは専門用語なので医学素人にとって的確な認知がもたらされないことは仕方ないのかも知れませんが、『実証実験』というごく一般的な語句を平然と用いてしまうことで、上述のように捉えることになり得ます。
語意的には【平気であることを証明すべく試してみよう】と受け止めることは真っ当な態度です。
「何言ってるの?そうじゃないよ!」と、動揺なくキッパリとした方で、説得的説明ができる人はあまり居ないような気がします。
ただ単に、上辺だけの思考で「試さなきゃ、始まらない」との要件のみで流しているような…🙄
つまりは、こういうこと、なのでしょうか…?
運営側(主催者・管理者)における、感染拡大防止策の実効性を”保つ”/徹底する これからの社会で事業を継続するための予行訓練
~〔主旨〕〔目的〕としての発想軸は、参加者ではなくて運営側の方に大いに偏っている、のでしょうね。
だとすれば、『実証実験』という用語。ヘンですよね?
「別のものにしようよ!」とは誰も言わないのでしょうか?
貴方は、「これもまた【本質思考不足】の一例だ」と、思いませんか?
実証実験・臨床試験・人体実験・・・
感染症など”病”への敏感度が過剰になっていなくとも、上述した聞き捨てならない要素を「これら3つの用語から共通に受け取ってしまう感覚に、私たちが見舞われる」のは自然です。
先入観を排除する個人の努力によっても、ある程度しのげますが、用語の工夫が大切だと思った話題でした。
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