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空の観察 - 航空機の動き①成田空港離着陸の時間制限~運用時間の延長✈

本ページでは、「まさしく現在、メディアで取り沙汰されている領域」の起案は避けるような傾向にあります。それは、潮流に乗ってあまりhotなものを載せてしまうと、あとで見たら極端に”古臭く”感じてしまうから、でしょうか。〔書き手〕の人にとって、多少は「気になった経験」があるかもしれません。
--- 先日寄稿した『航空運行スケジュールが10/27に冬ダイヤに変更』の続編(関連稿)です。

 10月最後の日曜は、世界の航空スケジュールにおける『移行日』でした📖
 日本にとって、(関連要素も含めた)今回の最も大きな変更点の1つとして挙げられるのは、【成田空港の運用時間の延長】です。

 国内では6つ。羽田、関西、中部、新千歳、那覇、北九州の各空港は24時間開いています。ご存知の方も多いかと思いますが、成田は夜間はクローズし、発着可能時間が限定的で、これまでは【午前6時~午後11時】でしたが、この度改定されて【午前6時~午後12時】へと延長されました。前述のダイヤの切り替わりに合わせて、10/27(日)からです。
※これは、《運用時間幅の単純増⇒離発着枠が増える=増便》の要素に加え、《出発時刻の後方シフト》という結果をもたらします⤴

 この離着陸制限をカーフュー(curfew)と呼ぶのですが、最も考慮されている要件は「近隣住民への騒音発生」であることは言うまでもなく、歴史的にも様々な協議があった中で、『弾力的運用 - 23時台の使用は緊急又はやむを得ない場合に限定』でしたが、この度”レギュラー化”したわけです。

 これによる〔波及効果〕にはどのようなものがあるのか、考えてみてください(^^)/
 本稿ではその例を書き並べることはしませんが、【空港アクセス鉄道やバスの運行時間延長/増便】などは〔付随要件〕の一例として真っ先に思い浮かびそうですね💡

 

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 逆に、「カーフューがあるせいで、どのような事態が起こり得る環境にあるのか」について、気になることはありませんか? という提起を、本稿の主旨にしたいと思っています✍


 離着陸制限時間帯が少し緩和されても、24時間運営になっていないので、本質的な懸念は継続しています。

 以下のような流れを想定してみることができますか?


『カーフューを回避するためのスケジューリングのデザイン』とは ---

◆出発便 - Departure - ◆

 諸々の事由により遅延が生じます。【安全運航】が大命題ですので。
 例えば、

成田を出発前の機材点検時に気になる要素が見つかり、少し詳しい整備をするためには2時間ほどかかるため、その分だけ遅れて出発する予定。でもその頃にはもうカーフューにかかる…
 こうなると、”思い切って”翌朝出発という形にせざるを得ない

前の乗務便が大幅遅延して成田に到着したというパイロットにおける『勤務間インターバル』を確保するため、それの”解禁”のタイミングが次便の出発時刻よりも後になるために遅延設定になるばかりでなく、さらにカーフューにかかることになったため、翌朝出発となる
 とのおそれ  *crew rotation とはカタカナ語?

◆到着便 - Arrival - ◆

出発地において遅延し、成田での”締め切り時間”にギリギリ間に合うか否か、というようなタイミングになったとき、

《成田での”明け時間=朝6時”を目指して、出発時刻を敢えてさらに延期しステイする》

もしくは

《思い切って”すべりこみセーフ”を目指す》や《日本国内の他の(夜間閉鎖しない)空港へ行先変更【=ダイバート - divert】をする》
~ただし、次の(外国機の場合はほぼ間違いなく「折り返し」)成田発の便として機材が必要なので、結局は振替先から成田への”回送”が必要となる。

 主に遠距離路線で、カーフュー明けの時間帯の成田着陸をめざして海外空港を発ってきた便が、「やはり早過ぎた」というケースは日常茶飯事のようです。

午前6時前の銚子沖の様子 <flight rader より>

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陸上競技場のトラックを周回するかのような図形を描きます。2,3周🌀

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さぁ、6時だ⏰ みんな、順序良くならんで~ 押さないでね🚫

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お次✈

比較的近距離のPVG(上海)発成田行きの便が夜遅くに来たけど、
もうカーフューだよ~(。´・ω・)? ⚠

あ、羽田に降りちゃうの!? な例を発見(p_-)
UTC(協定世界時)表示であって、JST(日本標準時)ではないのです

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翌朝、やっぱり成田に行かなきゃ! の機材転送・超近距離飛行😱
※ANA960便のお客さんは羽田で降ろされたか否かは不明
(羽田~成田間のタクシー代が出たりもする)

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そしてさらに、次便の成田発の旅客を乗せてアメリカ・サンノゼへtake off

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お次✈

成田の「明け待ち渋滞グルグル」は、伊丹空港の例での【着陸機殺到~順番待ちで関西上空でグルグル】の例と似ている

ITM前ループ


羽田~伊丹のような幹線なのに4周って、フィギュアスケートかいっ!

ITM前ループ3


連続技も😘 3回転&1回転

ITM前ループ4


 こうして見ると、『乗り入れ希望過多で発着枠が不足し過密/混雑』や『カーフューの存在』により、私たちの想像を超えた意外な《臨機応変な対応》がなされている実状が垣間見えます(p_-)

+++ トップの写真は、U.A.E.のSharjah空港にて📷

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