産業保健をテクノロジーで支える。ものづくりが好きなバックエンドエンジニアがiCAREを選んだ理由
iCAREのエンジニアリングの現場を伝えるインタビュー。今回は、バックエンドエンジニアとして入社した小川さんに、これまでのキャリアと開発への向き合い方について聞きました。

【プロフィール】
文系大学を卒業後、プログラミング未経験で2019年に不動産情報サービス企業へ新卒入社。バックエンドエンジニアとして物件情報APIの開発に7年間従事する。開発メンバーとしての経験を経て、5名規模のチームリーダーを経験。タスクの切り分けやアサイン、進捗管理などのマネジメントを担いながら、自らも一貫して開発に携わり続けた。
また、エンジニアとしての業務に加え、インターンシップの運営・講師や新入社員研修の講師も担当し、教育・組織運営にも貢献。2026年4月よりiCAREに入社。
7年間のAPI開発を経て、iCAREへ
── エンジニアとしてのバックグラウンドを教えてください。
小川:新卒で不動産系の情報サイトを運営する会社に入り、丸7年ほど勤めました。バックエンドエンジニアとしてAPIの開発をメインに担当していました。当時はRubyが中心でしたが、社内向けのSNSを作るプロジェクトではC#やTypeScriptなども触っていましたね。
転職を考えたのは、長く一つの環境にいたので外の世界を見てみたかったのと、よりモダンな技術やAIを活用した開発にステップアップしたいと思ったからです。
自社プロダクトに「責任を持つ」開発体制
── iCAREへの入社の決め手は何でしたか?
小川:選考のプロセスがとてもスムーズで丁寧だったのが印象的でした。エンジニア職だとフルリモートの選考も多いですが、iCAREは一度オフィスへ行く機会があり、対面で話せたことで安心感がありました。
あとは、自分たちのサービスに一貫して責任を持てる開発体制に魅力を感じたことです。iCAREはインフラのアーキテクチャからアプリケーションのコードまで、自分たちで全容を把握し、責任を持って運用・改善していける環境だと感じました。不確実なことがあっても自分たちで切り分け、スピーディーに解決へ向かっていける手応えがあると考え、入社を決めました。
歴史を持つコードと向き合う
── 実際にCarelyの開発に触れてみて、どう感じていますか?
小川:Carelyはサービスとして長い歴史があると聞いていたので、どれだけ複雑なんだろうと構えていた部分はありました(笑)。でも、実際にコードを見てみると、前職で扱っていたものに比べてファイル数も整理されていて、思っていたよりもキャッチアップしやすい印象です。
もちろん、長年の蓄積による技術的な負債や、複雑な権限周りの処理など、向き合うべき課題はたくさんあります。今はまずジョブ実行周りの処理など、システムの裏側がどう動いているのかを深く理解していきたいと思っています。

「いいコード」の前に、まずは「動くコード」
── 開発において、大切にしている価値観はありますか?
小川:よく議論になる「いいコードか、動くコードか」で言えば、私はまず「動くコード」を優先します。動かなければ綺麗にすることもできないので。その上で、同じようなメソッドが散在していたり、定義ジャンプが効かないような状態は、後から読む人の負担になるので、一つにまとめられるものはまとめたい、というこだわりはあります。
また、最近はAIも積極的に使っています。以前はブラウザのタブを大量に開いて調べていたことが、AIに聞くことで一瞬で整理される。物理的にタブを閉じる数が増え、認知負荷が下がったのは大きな変化ですね。
プロダクトを通じてパーパスを実現する
── 今後の目標を教えてください。
小川:私はもともと、エンジニアという職種そのものに強く憧れていたというよりは、「何かものづくりがしたい」という思いが原点にあります。文系出身だったこともあり、形あるものを作る仕事を探す中でエンジニアにたどり着きました。
なので、エンジニアリングを突き詰めることはもちろんですが、iCAREが掲げる「働くひとの健康を世界中に創る」というパーパスを、プロダクトを通じて実現していくことに重きを置いていきたいです。
小川さんの話からは、7年間のAPI開発経験に裏打ちされた着実な技術への向き合い方と、「ものづくり」を原点とするエンジニアとしての姿勢が伝わってきました。
AIによってコード生成やリサーチが効率化されても、最終的な設計の意図を理解し、プロダクトに責任を持つのは人間である。そんな小川さんの冷静な視点は、長い歴史を持つCarelyをさらに安定させ、磨き上げていくために欠かせないものだと感じます。
技術の進化を柔軟に取り入れながら、自社サービスの改善に一つひとつ向き合っていく小川さんの今後の取り組みに期待しています。
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