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じゃんけんにおける「グー、チョキ、パー」の手の形と発音の相関関係について

 じゃんけんをする際に表現される3つの手の行為とそれぞれの名称を発音する際の口の動きにつながりがあることに気がついた。
それは表現される手の形や表現する際の手の動きや力の入り具合と、発音時の口の形や口の動きや力の入り具合がそれぞれ相関関係にあるということだ。
 具体的にどういうことなのか、始めに「グー」を例にその関係性を詳細に説明し、次にその関係性が「パー」と「チョキ」にも当てはまるということを順に記していく。

 では、「グー」を例に手の形と発音時の口の動きや形がいかに相関関係にあるかを以下に説明していく。
 手の形は握り拳であり、それを表現する際の手の動きとしては、
手のひらの中心に向かって全ての指を折り曲げると同時に、その際中心に向かうにつれて手全体に徐々に力が入り緊張状態になっていくというものである。
それに対して発音する際の口の動きは、唇を中心に向かって丸くすぼめる動きをしつつ、中心に向かうにつれて、唇に入る力が徐々に増していき緊張状態になっていく。
 上記2つの説明でわかるように、じゃんけん「グー」における手の行為と発音時の口の動きには、形から動き、力の入り具合まで相関関係にあることがわかる。
 その関係性は「パー」と「チョキ」にも同様に当てはめることができる。
 「パー」は手のひらを拡げる行為と発音時に口を大きく上下左右に拡げる動きがリンクしており、「チョキ」も直線的に人差し指と中指をまっすぐ伸ばす手の行為と、語尾の「キ」を発音する際、口を左右に直線的にまっすぐ伸ばす動きにリンクがあるからだ。
 そのため、上記の理由からじゃんけん「グー、チョキ、パー」における手の形と発音時の口の動きには共通の相関関係があり、
よってじゃんけんとは「身体的に理に適ったルールをもつ表現」だといえる。

・展開

 また、上記の相関関係からもう1つ気づいたことがある。
 「パー、チョキ、グー」はそれぞれ母音「あ、い、う」の音であるから、3つの手の表現は根本的には「あ、い、う」を表してもいるということだ。
 このことから先に話したじゃんけんのシステム(手の動きと発音時の口の動きの相関関係)を応用することで、50音全ての手の形を作ることができるのではないかと考えた。
 なので上記システムとさらに明快で詳細に50音を分類しやすくするために発音時の舌の位置も加えて作成を進めることにした。
 また作成プロセスにおけるルールとしては、
まず基となる母音「あ、い、う、え、お」の手の形を導き出し、そして5つの母音の手の形を基にそれぞれ発音する際の口の動きと舌の位置を組み込むことで50音の手の形のバリエーションを導き出した。

以下が実際に作成した
「じゃんけんにおける手と口の動きや形の相関関係のルールを基盤とした「50音の手の形」」である。


 最後に上記を作成して思ったことだが、
言語における発音の発生に関して、身体表現から身体的コミュニケーションを経て、その身体動作を基に発音システムが構築されたのではないか、または少しでも関係があるのではないかと思っている。

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