AIに「いい感じ」を任せるとズレる理由。プロンプトはどこまで言葉にすべきか?
「ちゃんと伝えたはずなのに、なんか違う…」
生成AIを使っていると、
そんな“微妙なズレ”を感じたことはありませんか?
わたしはあります。
それは何度もあります。
でも先日、ちょっと遊びで試してみたら
その“ズレの正体”が少し見えた気がしたんです。
今日はその実験を、ゆるくシェアしますね。
同じプロンプトで、ここまで違う?
先日、わたしは思い付きでこんな実験をしてみました。
うちの顧問猫・はち氏の写真を使って
AIに「間違い探し」を作ってもらったんです。
元の画像を渡して
そこから“間違い探し画像”を作ってもらう、というもの。
使ったプロンプトはこちら。
送付した画像の間違い探し画像を作成してください。
・間違い探し画像とは、元の画像とほとんど同じ画像だが、よく見ると違いを見つけられるクイズを楽しめる画像です。
・間違いの数は5個にしてください。
「間違い探しって何?」でズレないように
少し説明も足してみました。
さて、このプロンプトを
ChatGPTとGeminiにそれぞれ投げてみると…


…だいぶ違いませんか?
AIにも“性格”があるみたいです
今回の結果を見ていて、
ちょっと人間っぽいなと思ったんです。
ChatGPTは
「言われていないこと」まで汲み取って
それっぽく整えてくれる優等生タイプ。
一方でGeminiは
「言われたこと」をきっちり守る、まじめさん。
ちなみに、プロンプトをシンプルにしてみると
この差はさらにわかりやすくなりました。
送付した画像をもとに間違い探し画像を作成してください。
尚、間違いの数は5個にしてください。


説明を削っただけで、
Geminiは少し迷子になった様子。
逆にChatGPTは、
それでもなんとか“それっぽく”仕上げてきます。
「具体的に書く」は正しい。でも、それだけじゃ足りない
生成AIのプロンプトは
「具体的に書きましょう」とよく言われます。
わたしも講座ではそうお伝えしています。
ただ今回の実験で感じたのは、
それだけじゃ足りないな、ということ。
大事なのは
「このAIは、どこまで察するタイプなのか?」
「どこまで言わないとズレるのか?」
という“クセ”を知ること。
たとえば今回でいうと
ChatGPTは
ある程度ざっくりでも形にしてくれる
ただし、指示していないことまでやってしまって自分の意図とズレる可能性あり。
Geminiは
きちんと条件を渡さないと迷いやすい
ただし、伝えたことをちゃんと汲み取ってカタチにしてくれる。
どちらが優れているか、ではなくて
どう付き合うと、うまくいくか。
ここがポイントなんだと思います。
ちょっと足すだけで、ちゃんと応えてくれる
ちなみに、Geminiには少しだけ
指示を足して再挑戦してみました。
送付した画像を元に、間違い探しクイズの画像を作成してください。
横長の画像をに分割して、左側に元画像、右側に間違い加工画像を配置してください。
間違いの数は5個にしてください。
すると…

ちゃんと「2分割」で作ってくれました。
やっぱり、まじめさんです。
まとめ:AIと仲良くなるコツ
今回の実験で感じたのは、
AIは「正しい指示」よりも
「相手に合った伝え方」のほうが大事かもしれない、ということ。
・ざっくりでも整えてくれるAI
・きっちり言わないと動けないAI
どちらも間違いではなくて、
ただ“特徴が違うだけ”。
複数のAIに、同じプロンプトを投げて
回答の違いを見ると
その特徴の違いが分かりやすくなりますよ。
こうした違いがわかると、
「なんか違う…」のストレスが
ちょっと減るかもしれません。
ちょっと遊んでみませんか?
ゴールデンウィーク
もし少し時間があったら
同じプロンプトを
いろんなAIに投げてみてください。
ぜひ、間違い探しにも挑戦してみてくださいね。
「こんなのできたよ」
「この書き方よかったよ」
そんなのがあれば、ぜひ教えてください。
わたしも、まだまだ試行錯誤中です。
おまけ:間違い探しの解答画像
作成した間違い探しの解答編画像も作ってもらいました。
間違いを全部さがせたかチェックししてみてくださいね。
【ChatGPTの間違い探しpart1 解答】

【Geminiの間違い探しpart1 解答】

【ChatGPTの間違い探しpart2 解答】

【Geminiの間違い探しpart2 解答】

【Geminiの間違い探しpart3 解答】

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