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run_rumiko
「It's...」(葉篇詩)ライナーノート
《投稿詩》
偽り(いつ割り)の雪
電脳の窓
子らの手形だけ
うつしよ(鬱し余)に 降ってる
セーターの 星を繋げば キミいづこ
未熟な林檎のLadyへも
おませな子供とも
尖った犬でも
コブ付きの鶏かも
木の端に 贈り物なぞ かけたりし
椅子に腰掛けて
そこにはない横断歩道を右往左往、
Non forteで。
《ライナーノート》
雪が降らない、随分と冬も深まって来たのに。それだけに、いつだったろうか、積もって固まった雪を割って遊んだ頃が偲ばれる。
窓から外を見れば、子供たちが楽しそうに遊んでいる(或いはこれは、心象風景だったりもするが)。その手はまるで雪みたいだ。
本当の雪ではないのに、冬だからかな、幾らか落ち込み気味の心には、そっちの方が現実のことのように思われて来る。
そんなことを思い巡らしていると、別れたあるLadyのことがちらつく。街で何気なく見掛けたセーターの人。その模様、その星々を繋げて辿っていったら、彼女に逢えそうな気もする。
街に流れる曲。
「未熟な林檎のLady」は、Mrs.GREEN APPLE。
「おませな子供」は、ミスチル。
「尖った犬」は、スピッツ。
「コブ付きの鶏」は、BUMP OF CHICKEN。
こんな「謎」も、あの人なら分かってくれるだろうか。ちょっと悪戯なめいた謎を、木の端(世の人には取るに足らぬこと)に掛け、「謎」を「かけて」みる。
その「かけて」ではないが、
椅子に腰掛けて、白と黒のキーボードを(いや、この場合のキーボードは、パソコンのキーボードとpianoの鍵盤を掛けている)を叩いたり、弾いたりして踊らせてみた。
piano(弱い音で)?いや、Non forteだ。この綾(取り)をキミと交わせたら。
