続いたことだけ数える上半期採点シート 〜 減点法をやめるレビューテンプレ配布 〜
60 分で完了する振り返りテンプレと採点表をひっくり返す話
6 月になると、上半期の振り返りをしなければという気持ちになる。
毎年、その作業が重かった。
「もっとできたはず」
「このままじゃ、半年が終わってしまう」
未達の目標リストを開いて、赤ペンで丸をつけるような採点を繰り返してきました。
吃音もあって言葉が詰まる月ほど、その採点は厳しくなる。
今年の 6 月、そのやり方をやめることにしました。
振り返りは裁判じゃない。記録係になればいい。
この記事では、続いたことだけ数えるという考え方と 60 分で完了できる Obsidian テンプレを配布します。
振り返りが裁判になっていた頃
みなさんは、上半期の振り返りをするとき、どんな気持ちになりますか?
かつての僕は、憂鬱でした。
6 月末が近づくと、1 月に立てた目標リストを開きます。
読書冊数:
目標 24 冊 👉️ 実績 7 冊
週次ビッグ 3 達成率:
目標 80% 👉️ 実績 45%
個人開発の進捗:
予定リリース 👉️ 未完成
数字を並べるたびに、気持ちが沈んでいく(汗)
「もっとできたはず」が積み上がって、「来年こそは」という毎年同じ決意が生まれる。
そして翌年の 6 月も、同じ裁判が繰り返される。
振り返りの目的は「自分を裁くこと」ではないはずなのに、いつの間にかそうなっていた。
吃音もあって、声が詰まる週ほど精神的なコストが上がります。
そういう週を「続かなかった」として減点していくと、半年分の弱さだけが積み上がっていく感覚がありました。
採点表をひっくり返した日
変わったのは、5 月の最後の朝でした。
Obsidian のデイリーノートを開いて、ふと思いました。
「今年の 5 月、何が続いていたんだろう」
未達のものを数えるのではなく、続いていたものを数えてみようと。
書き出してみると、こんな線が出てきました。
📍 note の執筆を途切れさせなかった
📍 週末・週初エッセイを続けた
📍 珈琲を毎朝淹れ続けた
📍 デイリーノートをポツポツ開き続けた
📍 吃音のあるまま、仕事の画面に向き続けた
📍 頭が曇った週に、短い整理を選んだ
📍 完璧な目標が崩れても、翌日に戻ってきた
どれも、収益や実績の数字ではありません。
大きな達成でもない。
これが 5 月を支えていた線でした。
途切れなかった線を先に拾う。
それだけで、振り返りの感触が変わりました。
続いたことの定義を広げる
採点シートを使うとき、一つだけルールがあります。
三日坊主でも、また戻ってきたなら続いたとカウントする。
完璧に続いてなくても必要はありません。
週に一回でも珈琲を淹れていたなら、続いた。
1 ヶ月空いて、また Obsidian を開き直したなら、続いた。
途中で崩れたけれど、また戻ってきた習慣は、続いたうちに入る。
途切れた点ではなく、戻ってきた線として見る。
この視点の転換が採点シートの核心です。
また、もう一つ大切な問いがあります。
やめてよかったことも、上半期の成果のひとつ。
今年の上半期で僕がやめたこと:
📍 全部やる幻想を手放した
📍 曖昧な「はい」をやめた
📍 90 日を点検なしで走り切る習慣をやめた
📍 上半期の振り返りを減点法でやることをやめた
やめることは、意志の弱さではなく設計の改善です。
採点シートには「やめてよかったこと」の欄も入れています。
【上半期採点シート】 4 セクション構成
配布するテンプレは、4 つのセクションで構成しています。
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