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飾っているのに伸びなかった僕が磨くことに戻した話

本当に大事なものだけを残す作法

忙しかった。

note を書いて、X に投稿して、GitHub の README を直して、Obsidian のテンプレを整えていたら一日が終わってしまった。

月末に立ち止まって振り返ると、心が軽くなっていなかった

伸びている実感も薄かった。

5 月の中頃、Q2 の中間振り返りで数字を並べたとき、気づいたことがあります。

先月 20 冊読んでいた本が、今月は 7 冊しか読めていない。
記事は書き続けている。
発信も続けている。

——僕は磨いているつもりだった。

でも、やっていたことの多くは飾りだったのかもしれないと。

この記事は、その気づきから生まれた 5 月の思索の記録です。

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忙しいのに伸びないという違和感

みなさんは、こんな感覚を持ったことはありませんか?

「頑張っているのに、なぜか前に進んでいない」
「やっていることは多いのに、手応えがない」
「見た目は整っているのに、中身が追いついていない」

フリーランスは、ひとりで全部やる働き方です。

発信、営業、開発、学習、事務——どれも「やった方がいい」と感じやすい。

その結果、表面を整える作業に時間が吸われていくことがある。

僕もそうでした。

GW のあと、5 月は「立ち止まる → 磨く → 手放す」という流れの月でした。
連休明けに一気に走り出すのではなく、動き出す前に、何を磨くかを決める
テーマ案にそう書いてあった言葉を、ようやく体で理解できた気がします。

梅雨の前。
カレンダーは静かに 6 月へ向かっている。
そんな季節に、「忙しいのに伸びない」という違和感を抱えている人に、この記事が届いたら嬉しいです。

4 月はほぼ毎日 note を投稿した。
翌月のテーマ案を 30 件以上書き出した。
X の発信方針を見直した。
開発環境を棚卸しした。

手応えはあった。
同時に、走りすぎた疲弊もあった。

5 月に入ってから、僕はテーマを「深める / 磨く / 手放す」に切り替えました。

その過程で、はっきりした言葉があります。

磨くことと飾ることは違う。

磨いているつもりで飾っていた

独立してから何年も、僕はこの勘違いを繰り返してきました。

プロフィールを直すこと

GitHub の bio を書き換える。
note のプロフィール欄を整える。
肩書きのあとに、もう一行足す。

これは悪いことではない。
むしろ大切なことでもある。

でも、プロジェクトの中身を触らずに、プロフィールだけを何度も直す日があった。

倉庫の外観だけ塗り直して、中身はホコリだらけ。
そんなイメージです。

ツールとテンプレを増やすこと

Obsidian のテンプレをもう一つ。
Raycast のスニペットをもう一つ。
自動化の仕組みをもう一つ。

設定している時間は、確かに仕事をしている気分になる。

でも、同じクライアント案件に向き合う時間は増えていないことがある。

ツールは、磨きの道具にもなる。
触っているだけなら、飾りにもなる。

量で見せること

127 日間、毎日 note を投稿し続けた経験があります。

あのとき学んだのは、継続は意志力よりシステムということでした。
それは今も本当です。

ただ、4 月の僕は別の罠にはまっていたかもしれません。

書き続けること自体が、磨きだと思い込んでいた瞬間があった。

読書が減る。
一つのテーマを深く掘れない。
投稿数は続く——。

数字上は前に進んでいる。
タンクは干上がっている。

それが、中間振り返りで目の前に現れたとき、僕は「飾っていたのかもしれない」と思ったのです。

飾りになりやすい仕事のリスト (僕の場合)

振り返ってみると、僕の飾りにはパターンがありました。

📍 プロフィール・bio の書き換え
 (中身の更新なし)

📍 新しい Obsidian プラグインの試用
 (記事や案件に未接続)

📍 とりあえず note の下書きを増やす
 (公開・推敲なし)

📍 SNS の投稿数を維持すること自体をゴールにする

📍 開発環境の見た目を整える
 (本番コードに触れない日)

逆に、磨きだったのはこんな作業でした。

📍 同じクライアントに、進捗 3 行を毎週送り続けたこと

📍 一つの TypeScript の型設計を、実プロジェクトで直し続けたこと

📍 同じ読者の Q&A に、記事で返し続けたこと

📍 CHANGELOG と README をコミットと連動させたこと

見た目は地味。
月末によかったと思えたのは、こちらの方ばかりでした。

量より質に切り替えた週

5 月、僕は X の発信方針を量より質に切り替えました。

毎日投稿をやめたわけではない。
見せるための投稿伝えるための投稿を分けようとした。

同時に、月曜の朝にやめることリストを置く習慣を続けました。

今週やらないこと。
今週手放すことを先に書く。

そのとき初めて、言葉がはっきりしました。

👇️ Markdown 形式
| 磨く | 飾る |
|:---|:---|
| 同じものを繰り返し、深くする | 新しいものを足して、見た目を整える |
| 未来の自分に資産が残る | その場では満たされるが、積み上がらない |
| 少し遅くても、手応えが残る | 忙しいが、月末に空虚さが残る |
| 例: 一つの記事系列、一つの技術、一つのクライアント関係 | 例: プロフィールだけ直す、テンプレだけ増やす、とりあえず投稿 |

磨くとは、減らして深めることでもある。

飾るとは、足して見せることでもある。

——この対比が、5 月の僕にとっての羅針盤になりました。

磨くと飾るを見分ける 3 つの問い

毎週、僕が自分に問うようになったチェックリストがあります。

新しいタスクや、やった方がいいことに向き合うとき、次の 3 つを通します。

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