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スタートダッシュをやめたら、続いた。 年始の焦りを手放す技術

「頑張らない」 ほうが続く意外な法則

「今年こそは、毎日英語を勉強するぞ!」
「週 3 回はジムに通うぞ!」
「ブログを毎日更新するぞ!」

お正月休み、新しい手帳を開きながら、そんな高い目標を立てた経験はありませんか?
そして、1 月 3 日を過ぎたあたりから雲行きが怪しくなり、2 月になる頃には、その目標が何だったかさえ思い出せなくなっている——。

かつての僕は、まさにその典型でした。
毎年 1 月、ロケットのようなスタートダッシュを決めるものの、すぐに燃料切れを起こして墜落する。
残るのは、「また続けられなかった」という自己嫌悪だけ。

「自分には意志の力がないんだ」
そう思っていました。

でも、違ったのです。
続かない原因は、意志が弱いからではありません。
「スタートダッシュをしてしまうから」だったのです。

この記事では、僕が実践して効果があった「減速」の技術についてお話しします。
あえてペースを落とし、頑張らないことで、驚くほど継続できるようになる。
そんな逆説的なメソッドを共有します。


1 月は 「捨てる月」 だと割り切る

なぜ、私たちは年始に頑張りすぎてしまうのでしょうか?
それは、「新しい年」という区切りに過剰な期待を抱いてしまうからです。

「年が変われば、自分も変われるはずだ」

そんな幻想(マジック・ニューイヤー・シンドローム)にとらわれ、普段の自分では絶対に無理なスケジュールを組んでしまいます。
いきなりトップギアに入れようとするから、エンジンが悲鳴を上げるのです。

だから僕は、数年前から考え方をガラリと変えました。
「1 月は、助走期間にする」と決めたのです。

新しいことは始めません。
高い目標も立てません。
ただ、年末年始の不規則な生活で乱れたリズムを、ゆっくりと元に戻すことだけに集中します。

「周りが走っているのに、自分だけ歩いていていいのか?」
最初は焦りました。
SNS を開けば、「今年の抱負」や「ロケットスタート」の報告が溢れています。

でも、焦る必要はありません。
マラソンと同じです。
最初に全力疾走した人は、後半必ず失速します。
淡々と自分のペースを守った人だけが、ゴールテープを切ることができるのです。

「低空飛行」 で始める勇気

何か新しいことを始めるとき、僕は意識的に「低空飛行」を心がけています。

例えば、「技術書を読む」という目標を立てたとしましょう。
かつての僕なら、「毎日 1 章読む」としていたでしょう。
でも今の僕は、「毎日、本を開く」だけにします。
1 行も読まなくていい。ただ開くだけで OK。

「筋トレをする」なら、「ウェアに着替える」だけ。
「ブログを書く」なら、「エディタを立ち上げる」だけ。

バカバカしいほど低いハードル設定です。
でも、これが最強なのです。

人間の脳は、変化を嫌います(ホメオスタシス)。
大きな変化(急激な運動や勉強)は、脳にとって「脅威」です。
だから全力で抵抗し、三日坊主を引き起こします。

しかし、変化が小さすぎれば、脳はそれを脅威と認識しません。
「本を開くだけなら、まあいいか」と油断させ、気づけば読み始めている。
これを繰り返すうちに、いつの間にか習慣になっているのです。

「頑張っている」という自覚がないレベルまで落とすこと。
これが、継続の極意です。

「やらないこと」 を決める方が先

新しいことを始めるには、時間とエネルギーが必要です。
しかし、僕たちの 1 日は 24 時間しかありませんし、体力も有限です。

何かを足すなら、何かを引かなければなりません。
それなのに、多くの人は今の生活に「プラスオン」しようとします。
これではパンクして当たり前です。

僕が年始に真っ先にやるのは、「目標を立てること」ではありません。
「やらないことリスト」を作ることです。

☑ ダラダラ SNS を見る時間をやめる
☑ 行きたくない飲み会に行くのをやめる
☑ 完璧を目指すのをやめる

スペース(余白)が空いて初めて、新しい習慣が入る余地が生まれます。
まずは、捨てることから始めましょう。

ここから先は、僕が実際にフリーランスとして働きながら実践している、具体的な目標管理のテンプレートや、挫折しそうになったときのメンタル回復術を公開します。

継続は、根性論ではありません。技術です。
今日から使える「続く仕組み」を持ち帰ってください。

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