汚いコードと決別。僕が 12 月に挑む 「技術の大掃除」
「動けばいい」 のツケは、必ず回ってくる
部屋の大掃除、始めていますか?
僕は毎年、この時期になると憂鬱になります。一年分の埃や、いらない書類の山と向き合わなければならないからです。
でも、エンジニアである僕たちには、もう一つ、見て見ぬふりをしてきた「汚れ」がありますよね。
そう、「技術的負債」です。
「とりあえず動くから、あとで直そう」
「今は納期優先だから、コピペで済ませちゃえ」
「この `any` 型は、未来の僕がなんとかしてくれるはず…」
そんなふうに目を逸らしてきたコードの断片たちが、プロジェクトの隅々に埃のように溜まっていませんか?
僕の個人開発プロジェクトも例外ではありません。
機能追加を急ぐあまり、スパゲッティ化したロジック、意味不明な変数名、そして無数に散らばる `TODO: fix later` のコメントたち。
これらは、今はまだ動いているかもしれません。
しかし、放置すればするほど修正コストは雪だるま式に膨れ上がり、いつか必ず「開発スピードの低下」や「致命的なバグ」という形で、ツケを払わされる日が来ます。
だからこそ、僕は決めました。
今年の 12 月は、部屋の掃除よりも先に、コードの掃除をしようと。
これは、僕が技術的負債という名の「汚いコード」と決別し、来年を気持ちよく迎えるために挑む、「技術の大掃除」の宣言です。
なぜ、 12 月にリファクタリングなのか?
「リファクタリングなんて、いつでもできるじゃないか」
そう思うかもしれません。でも、フリーランスとして活動していると、「いつでもできる」は「いつまでもやらない」と同義語になりがちです。
常に新しい案件や機能追加に追われる中で、直接的な利益を生まない(ように見える)リファクタリングの優先順位は、どうしても下がってしまいます。
だからこそ、12 月なんです。
世の中全体が「大掃除」や「締めくくり」のモードに入っているこの時期。
クライアントワークも年末年始に向けて少し落ち着くこのタイミングこそが、自分のコードとじっくり向き合える、またとないチャンスなのです。
それに、綺麗なコードで新年を迎えられたら、最高に気持ちいいと思いませんか?
1 月からの開発スピードが上がり、新しい技術への挑戦もしやすくなる。
リファクタリングは、決して「後ろ向きな作業」ではなく、未来の自分への「投資」なのです。
「技術の大掃除」 3 つの戦略
では、具体的にどう進めていくのか。
闇雲にコードを書き換えても、バグを生むだけです。
僕は、以下の 3 つの戦略を立てて実行することにしました。
☑ 「ボーイスカウト・ルール」の徹底
☑ 静的解析ツール(Linter / Formatter)の厳格化
☑ 「神クラス」の解体と責務の分割
ここからは、それぞれの具体的な内容と、僕が実際に直面している「汚コード」の実例を交えてお話しします。
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