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第25回国際公募国際墨画会展にて入賞しました

第25回国際公募国際墨画会展にて、奨励賞をいただきました。

「えっ、君の本名なんて知らんで!?」という方にスクショを。ピンクで囲ってみました。

去年あたりから、「水墨画をどこかに出品してみたい」という思いがありました。2021年に成り行きで水墨画を教えるようになって、教えるからにはそれなりに出来る人間にならねば、と自分なりに努力してきたつもりですが、師もない・世間の評価もない、という人間が講師なんぞを務めていて良いものかと悩み、「どこかで受賞したら、それなりに『先生っぽく』なるのではないか」という思いを抱くようになりました(その発想に至るには数年前、つる・るるるさんが「賞を取りたい」と素直に言葉にされていた姿に刺激されたのも大きいです)。

どこかに出品してみたい、とは思ったものの、水墨画で公募となればおのずと舞台は日本(中国、というのも大きな挑戦だとは思いますが、どう調べたらいいのか、てんで手がかりがありません)。それでいろいろ時間を見つけては調べていたのですが、参加条件が「日本在住なら誰でも」とか、「誰でもどうぞ」と言っているのに出品料が日本の銀行からしか払えなかったり、と海外在住の浦島には手の届かない公募が多かった。
そんな中、去年の秋ぐらいでしたか、こちらの国際墨画会展を見つけたのです。海外からも出品できそうで、しかも大きい。入選すれば東京で展示される。これに出さない手はない、と年明けに作品を制作し、二月下旬に公募が始まったと同時に発送しました。

結果が知らされたのは、5月上旬のGW明けでした。まさか受賞できるとは思っていなかったので飛び上がって喜んだものの、用意されている賞としては一番小さそう。これで有頂天になるのもどうか、なんてウダウダ考えていたら、パートナーが
「こんなに早く賞が取れるようになるなんてすごいね」
と言ったんです。

まず、私の頭は「早く」の意味が分からなかった。そして、数秒の間の後、パートナーの言わんとするところが理解できました。いやしくも挑戦の対象は日本の伝統芸術の一つ。私が水墨画を始めて、まだ五年足らず。しかも無所属。それでも、評価してもらえた。

あ、やっぱりすごいのかも。

これでたいていの人は「頑張って来年はもっと大きい賞を取るぞ!」と意気込むのだと思います。しかし、私は自分という人間が信用できない。小さい頃から絵はずっと描き続けて来たものの、技法に関しては本当にいろいろ手を出している浮気性。私の水墨画に「来年」があるのかも分からない。これが水墨画の受賞歴の第一歩となるのか、別の意味を持つようになるのか、今の私には分かりません。

だからこそ素直に喜びたいし、何よりもnoteにて私が試行錯誤の墨の習作を恥を忍んで公開している様子を見守ってくださっていた皆様に、この度よい報告ができたことがとても嬉しいのです。

作品は東京の国立新美術館展示室2Aにて2026年6月10日から22日まで展示されます。国際墨画会展の展示は入場無料です。

私も作品を提出しただけで、表装は国際墨画会にお任せする(事前に布地はこちらで選んであります)流れになっているので、自分の作品の表装した姿がどのようなものなのか見ていません。ご都合のつく方は、ぜひ足をお運びになってご覧いただければ幸いです。

あ、ちなみに受賞した作品に描かれているのは青鷺名人で、大きさは半切の2分の1(35 x 68 cm)です。

受賞のお知らせをいただいて二日後、自分への受賞のご褒美に描いた作品はこちら。

『Takto voní začátek léta』16 x 26 cm 水彩

ま、水彩なんですけどね。ご褒美には描きたいものを描きたい技法で描くのです。

以上、浮足立った浦島Ru太郎の吉報でした。