理想の騎士とされた九偉人
皆さまは『騎士』好きですか?
私は『アーサー王物語』から、中世の騎士に魅了されました。あと『三銃士』も好きです。
歴史の事を深く知る上で、中世の人々が何に憧れ、何を信じていたか?信仰の面を含めて、歴史を見つめるべきだと思うのです。
善人だったか悪人だったか、それだけで歴史を語るのは不毛です。

【九偉人】
⋯中世騎士が理想としていた、騎士道の体現者。九偉人が初めて記されたのは14世紀初期ジャック・ド・ロンギオンの著書。9人の英雄はキリスト教以前、旧約聖書の時代、キリスト教徒の3人組に分けられ、それぞれの分野での騎士・戦士の理想像として考えられた。九大偉人の選定はたちまち中世ヨーロッパの文学、芸術の分野で共通のテーマとなり、やがて不動の知名度を獲得した
❶兜輝くヘクトール/人間的な英雄
⋯『イーリアス』トロイアの王子。少し神の血が入っているが人間。圧倒的なアカイア軍を相手取り、神々すら凌駕。一時はアカイア軍を撤退まで追い込む。が、アキレスと一騎打ちに応じ殺害される/槍がなくて負けた。彼の死後トロイアは木馬戦法に掛かり滅亡する
(トランプカード◆のJ、ドゥリンダナ/15世紀に考えられたヘクトールの武器,剣か槍,アマゾンの女王ペンテシレイアがヘクトールから貰ったという設定を武器の権威付けの為にフランスが作った,原典でヘクトルは5mの槍を扱う、最終決戦前に産まれたばかりの我が子に「お前がトロイアを守るのだぞ」と言葉を遺す、ギリシャの一騎打ちは槍投げ合戦、ゼウスに魂の重さを測られ,アキレウスの方が価値のある魂とされヘクトルは神々に謀殺される、
❷アレクサンドロス大王/イスカンダル(ペルシア語で双角王(ズカルナイン,クルアーンの呼称、アレキサンダー大王
「世界を征服して自らの善政を全世界に広める」
「安楽な生活は奴隷に相応しく、厳しい生活こそ王者に相応しい」
「勇者であれ」
「運命とは自らの剣で切り開くものだ」
⋯稀代の軍略家で彼に敵うとするならナポレオンしかいないとされた。暗殺された父フィリッポス2世に変わり20歳でマケドニア王になると瞬く間にギリシャを征服。ヨーロッパとアジアを征服する巨大な版図。オッドアイで癲癇持ちだった。自由の女神みたいな放射冠。酒癖が悪い乱暴者。32歳熱病死
(ヘレニズム/東方と西方の融合、勝利を盗まない/夜襲を断り英気を養ってから勝利、ゴルディアヌスの結び目、♣のキング、アレクサンドルロマンス/大王の物語、恩師アリストテレス、ディオゲネス/論じた相手、🐴愛馬ブケファラス/影を恐れるのを利用し調教、ディアドイゴイ後継者戦争、ヘタイロイ騎兵、イッソスの戦い、ティルス海戦、★ヘファイスティオン⋯親友で側近護衛官、ペルシオンの最高柱アモンの信託で神の子だと認められたと宣言、🇬🇷グラニコスの会戦⋯希に裏切られ激怒した大王は彼等に重労働を課す、無規律部隊⋯命令違反した兵士を見せしめにした、クレイトス⋯フィリッポスから仕えてる古参兵,大王を愚弄し殺害される、🪔大の乳香好き、ピンダロス⋯希詩人,大王は彼のファンだったので彼だけ残しテーバイを焼き野原に、👸ロクサネ/最初の妻、大王の生涯に関する史料として最も重要視されるアッリアノスの『アレクサンドロス大王東征記
❸カエサル
「賽は投げられた」
「来た、見た、勝った!」
「ブルータスお前もか」
⋯境を乗り切る強烈なカリスマ性があり、民衆から支持された。弁論で人々を説き伏せた。当初叔母がローマ内戦を起こしローマから亡命する羽目になる。弁護士になり属州総督らを告発する。海賊達に捕まるも彼らを倒す為支援してくれる属州に協力を依頼。カエサルは人質であったが尊大な態度だった。莫大な借金(現在で300億円)を抱えていたがカエサルには信頼があった。晩年は脳腫瘍に悩まされ、驕慢キョウマンな性格になり反感を買う。64歳皇帝戴冠前、ブルータスに暗殺される
(ドリームマッチ最強王決定戦、 最後のレストランエガちゃん、遺産70万セステルティウス=17億~52億
❹ヌンの子ヨシュア/ヤハウェは救い。旧名ホセア
⋯イエス様と同じ名前。モーセの命令でアマレク人を打ち倒す。モーセがシナイ山に石板を取りに行く時も、モーセに同行した。モーセ120歳の頃に後継者となる。エリコ、アイ等を制圧。110歳で亡くなり、ティムナト・セラに葬られる
❺ダビデ王
⋯40年間イスラエルを統治し続けた賢王。神様にひたすらに素直だが、統治の間後継者争いなど多くの苦難に遭った。ペリシテ人やカナン人を征服しエルサレム設、ヘブライ王国統一。人妻であるバテシェバに手を出し、その夫ウジヤを死なせ神の怒りを受ける。50歳頃にソロモンを授かる。神殿を作りたかったが後継者であるソロモンに泣く泣くその役を引き継ぎ、70歳で病没
❻ユダ・マカバイ
⋯ハスモン朝開祖で祭司。前166年、セレウコス朝に征服されていたイスラエルを奪還。その時神殿に油が1日分しか残っていなかったランプを灯したところ、8日間にも渡って灯りを灯した/ハヌカの祭りの起源
❼アーサー王/ペンドラゴン(ウェールズ語で竜の頭
⋯アーサー王伝説主人公。騎士の中の騎士。怒りやすく傲慢。岩の剣を抜いてブリテンの王となる。ブリテンを統一し、ログレス王国を建国。裏切り者・モルドレッドと戦ったカムランの戦いで深手を負い、現在はアヴァロンへ向かい傷を癒しているという
❽カール大帝/シャルルマーニュ、ヨーロッパの父
⋯フランク王国最盛期の王。父ピピン3世。1年でランゴバルド王国を制圧。西ローマの復活を宣言。文字の読み書きが出来なかったが、後に習いラテン語、ギリシャ語を習得。死後、国はフランス・神聖ローマ・イタリアの3つに分裂
(トランプの♥、シャルルマーニュ十二勇士、ロンスヴォーの戦い/ローランの歌、デナリウス銀貨、アーヘン大聖堂、水泳が大得意
❾ゴドフロワ・ド・ブイヨン/中世騎士の理想
⋯第一次十字軍遠征に従事。エルサレム王国の統治者となったが、ゴドフロワはエルサレム王と名乗るのを避け、公または、聖墳墓守護者などと名乗った。ザクセン人の大反乱の鎮圧に参加し神聖ローマ皇帝ハインリヒ4世を支援したことを受けて、その褒章として下ロレーヌ公に任じられた
クリスチャンからすると、ヨシュア、ダビデ王が『騎士』に近いと思います。
人に喜ばれるより、神さまに喜ばれることを行った彼らこそ、本物の騎士と呼べるのではないでしょうか?
人を殺めた者が称賛されるのは正しくない事を、聖書は教えています。
クリスチャンにとっての“誉れ”とは、神さまから誉められる事だけです。この世の勲章や名誉など、虚しいことなのです。
【みことば】
🗡️剣を取る者は剣に滅びる
⋯そこで、イエスは言われた「剣をさやに納めなさい。剣を取る者は皆、剣で滅びる/マタイ26:52
✝️ある者は戦車を誇り、ある者は馬を誇る。
しかし私たちは私たちの神、主の御名を誇ろう/詩篇20:7
✝️空の空、いっさいは空である。伝道者の書 1:2
✝️主が家を建てるのでなければ、建てる者の働きはむなしい。詩篇 127:1
✝️だれでも渇く者は、わたしのところにきて飲むがよい。ヨハネによる福音書 7:37。イエス・キリストは、この世の富や成功では満たされない心の渇きを潤す存在として、自分のもとへ来るようにと人々に呼びかけています
✝️ですから、私の愛する兄弟たちよ。堅く立って、動かされることなく、いつも主の働きに励みなさい。あなたがたの労苦は、主にあってむなしいものではないことを知っているからです。コリント人への手紙 第一 15:58。神様のために流した汗や努力は、決して無駄になったり消え去ったりしないという希望のメッセージ
【参考】
★樋口雅一(まんがキリスト教の歴史、まんが聖書物語
