LIXIL Advanced Showroom 採用サイト | サイト分析 #10
※ 本記事は、筆者自身の学習を目的として執筆したものです。内容には、読者の方にとって分かりづらい表現や拙い言い回しが含まれる可能性があります。また、記載している分析や意図の解釈は、あくまで筆者個人の主観や予測に基づくものであり、実際の制作意図やターゲットとは異なる場合があります。記事の最後に分析元のサイトのキャプチャとFigmaで模写したものの画像、ガイドラインを載せています。キャプチャプラグインの仕様上動画はがたつきが生じてしまいますが、ご了承ください。
分析するサイト
LIXIL Advanced Showroom 採用サイト
概要
株式会社LIXILは、トステムやINAXなど日本の名だたるブランドが統合して誕生した、住宅設備・建材業界の国内最大手メーカーです。水まわり製品から窓・ドアまで幅広く展開し、「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」をパーパスに掲げてグローバルに事業を推進しています。本記事では、多様な人材を惹きつける同社の「リクルートサイト」に焦点を当て、そのデザインや情報設計の魅力を分析・考察します。
目的とターゲット
目的
ビジネス目的(KGI):
中長期的な採用目標の達成: LIXIL Advanced Showroomのブランド価値を体現できる「ホスピタリティが高く、誠実な人材」の安定的・継続的な獲得。
採用ブランディングの確立: 求職者に対して「誠実で、温かく、やりがいのある職場」という企業イメージを定着させること。
狙っているアクション(KPI):
最終ゴール: 「27新卒 ENTRY」「キャリア ENTRY」「アルバイト ENTRY」ボタンからのエントリー完了(応募獲得)。
中間目標: インタビュー記事の読了(滞在時間の延長と企業理解の促進)。求職者が自分と似た境遇の先輩スタッフのストーリーを読み、働く姿を明確にイメージできるようになること。
ターゲット
属性:
年齢・性別: 20代〜30代前半の女性がメイン(新卒から第二新卒、キャリア層まで)。
職業・経験: 新卒学生、異業種からの転職希望者(販売・サービス業経験者など)、アルバイト層。
志向性: インテリア、住空間、建築などに興味がある。または、「人と接すること」「人の役に立つこと」が好き。
心理・課題(インサイト):
現状の不満・悩み: 「今の仕事はルーティンワークで、お客様の喜ぶ顔が直接見えない」「接客は好きだが、ノルマが厳しかったり、職場がギスギスしているのは避けたい」「自分の『好き(インテリア等)』を仕事にしたいが、専門知識がない未経験でも大丈夫だろうか」
求めているもの: 安定した企業基盤(LIXILブランド)の安心感と、自分らしく働ける温かい職場環境(アットホーム感)。そして、自分の仕事が「誰かの役に立っている」と実感できること。
分析
〇情緒
FV
FVにはメッセージと一人のスタッフの写真で構成されている。接客している様子ではなくあえて一人のスタッフの写真を起用することにより、グループの中の一人ではなく、一人一人が輝ける職場というイメージを作り出している。また、この写真はサイト訪問のたびにスタッフが変わる仕様になっている。何度も訪問する関心層に対して一人一人が輝けるイメージを強めている。
シンプルな構成
・構成 : 装飾がほとんどなく、必要最低限のテキストで構成されていてクリーンな印象を受ける。写真を大きく使うことにより、レイアウト、配色のコントラストが生まれ淡泊になってしまうシンプルさのマイナス面を払拭している。
・フォント : 日本語フォントにはnoto sans CJK、英語フォントにはSwitzerを使用していて、どちらも可読性が高くニュートラルで個性を主張しすぎない共通点を持っている。フォントが読ませるという機能的な役割に徹することにより、おしとやかでクリーンな印象を作り出している。
自分の「好き」が活きる職場
このサイトで伝えたいことは自分の「好き」が活きる職場だということ。そのメッセージを伝えるために、スタッフの好きなリクシル製品やインテリアのカテゴリというプチ要素をサイトにちりばめている。
〇機能
余白
AboutセクションやENVIRONMENTセクションの左側に大きく余白が設けられている。乱雑さを無くしクリーンさを作り出し、長文のテキストを読むハードルを下げるために、1行当たりの文字数を減らす機能的な役割も果たしている。
お知らせのタグ
大きく特徴的なタグのデザインにすることにより、訪問者と同じ属性のお知らせを見つけやすく、探すストレスを軽減している。
装飾
INTERVIEWセクションの各スタッフのエリアをホバーすると、右下にオレンジ色のリボンのような装飾が伸びるアニメーションをする。このリボン型という形の意図は読めないが、こういった特徴的な装飾は訪問者にとってのこのサイトの印象を強め、記憶の持続に寄与する。
見本・模写・ガイドライン



