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Drakeとは何者なのか。


“嫌われながらも時代の中心に居続けた男”を、生まれからカルチャー視点で掘る。

DJ ANJU


はじめに

Drakeを語る時、
多くの人はまず“売れたラッパー”として見る。

でも実際は、
Drakeってヒップホップ史の中でもかなり特殊な存在。

なぜなら、
あの人は“ラッパー”である前に、
「時代そのもの」になった人だから。

しかも面白いのが、
ずっと批判されながら中心に居続けてる。

「本物じゃない」
「ヒップホップじゃない」
「ポップすぎる」
「感情的すぎる」

言われ続けた。

でも結局、
クラブでも、SNSでも、恋愛でも、夜でも、
Drakeの曲は鳴り続けた。

つまりDrakeって、
“批評”ではなく、
“人間の感情”を支配したラッパーなんだよね。

このnoteでは、
Drakeの生まれから現在までを、
単なる経歴じゃなく、

・ヒップホップ史
・ブラックカルチャー
・クラブカルチャー
・インターネット時代
・男性性の変化
・感情表現

この視点から掘っていく。

多分これ読むと、
Drakeの曲の聴こえ方かなり変わると思う。


1. Drakeの生まれ。

“ヒップホップっぽくない”ところから始まってる。

Drakeは1986年、カナダ・トロント生まれ。

ここかなり重要。

まず、
アメリカじゃない。

ヒップホップって元々、
かなり“地域文化”強い。

New York。
LA。
Atlanta。
Chicago。

どこ出身かで音も価値観も変わる。

でもDrakeはカナダ。

しかもトロント。

当時のヒップホップから見ると、
かなり“外側”の存在だった。

さらに、
ユダヤ系の母親。
黒人ドラマーの父親。

この“混ざってる感じ”も、
後のDrakeにかなり影響してる。

Drakeってずっと、
「完全にどこかに属してる感じ」が薄い。

黒人カルチャーの中にいるけど、
100%そこだけでもない。

ストリートでもあるけど、
育ち切ったギャング感もない。

ラッパーだけど、
歌う。

強い男っぽいのに、
めちゃくちゃ未練タラタラ。

つまりDrakeって、
最初から“境界線の人”なんだよね。

この“どこにも完全には属さない感じ”が、
逆に世界中で共感された。

なぜなら現代人って、
昔ほど明確なアイデンティティ持ってないから。

Drakeって、
インターネット時代の人間っぽい。


2. 俳優出身という“ヒップホップ的弱点”

Drakeは元々、
ラッパーじゃなく俳優。

カナダの青春ドラマ
「Degrassi」に出てた。

これ、昔のヒップホップだとかなり弱点。

ヒップホップって元々、
“リアルさ”の文化だから。

どれだけ本当に苦労したか。
どれだけストリート知ってるか。

そこが重視される。

だからDrakeって最初、
かなり馬鹿にされてた。

「子役じゃん」
「演技してるだけ」
「本物じゃない」

でも逆にここが、
Drakeを時代の人にした。

なぜなら2000年代後半から、
ヒップホップが“インターネット化”したから。

昔みたいに、
地域だけでスター決まらない。

MySpace。
YouTube。
Blog era。

そこから、
“感情を共有できる人”が強くなった。

Drakeって、
まさにそこにハマった。


3. Kanye West後継者としてのDrake

Drake語る上で、
Kanye Westは絶対外せない。

Kanye以前のラップって、
基本“強さ”だった。

でもKanyeって、
弱さとか孤独とか、
ファッション感覚とか、
内面をヒップホップに持ち込んだ。

Drakeはその流れを、
さらに“恋愛”側に振り切った。

ここかなり重要。

Drake以前って、
ラッパーがここまで女々しくなるの珍しかった。

失恋。
未読無視。
未練。
孤独。
愛されたい感。

それをメロディで歌う。

今だと普通だけど、
当時かなり革命的。

しかも面白いのが、
Drakeって“モテる男”なのに、
ずっと寂しそうなんだよね。

ここが刺さった。

完璧なスターじゃなく、
承認欲求ある。

だから世界中で共感された。


4. Drakeは“クラブの感情”を理解してる。

DJ視点で見ると、
Drakeって異常。

普通ラッパーって、

・リリック強いタイプ
・クラブ強いタイプ

分かれる。

でもDrakeって両方いける。

しかもただ踊れるだけじゃない。

“夜の感情”そのものを作る。

例えば
「Marvins Room」。

あれ、クラブピーク曲じゃない。

でもクラブ終わりの車で聴くと異常に刺さる。

つまりDrakeって、
“クラブ後”まで含めて音楽作ってる。

これかなり特殊。

ヒップホップというより、
夜そのもの。

だからDrakeって、
恋愛。
夜。
SNS。
孤独。
酒。
未読。

全部相性いい。

現代人の生活そのものだから。


5. なぜDrakeは嫌われ続けるのか。

ここかなり重要。

Drakeって、
ずっと成功してる。

なのに、
ずっと“疑われてる”。

なぜか。

それはDrakeが、
“純粋なヒップホップ”じゃないから。

あの人、
吸収型なんだよね。

Dancehall流行れば取り入れる。
Afrobeats来ればやる。
UK Drillもやる。
Jersey Clubもやる。
Latinもやる。

つまりDrakeって、
“世界の流行”そのもの。

でもヒップホップって、
元々“地元文化”だから。

だから、
「カルチャー利用してる」
って批判されやすい。

Kendrickとのビーフも、
根本そこ。

“お前は本物じゃない”

これは単なる悪口じゃなく、
Drakeという存在そのものへの攻撃だった。


6. でもDrakeは、現代そのもの。

個人的に、
Drakeってかなり“現代人”。

どこか孤独。

誰とでも繋がれるのに、
ずっと寂しい。

SNSで愛されてるのに、
安心できない。

強そうなのに、
承認欲求すごい。

だから嫌われる。

でも同時に、
めちゃくちゃ共感される。

結局、
現代人ってみんな少しDrakeっぽい。

だから世界中で聴かれる。

しかもDrakeって、
完璧じゃない。

未練ある。
嫉妬する。
女々しい。

でもそこを隠さない。

ここが、
昔の“マッチョなヒップホップ”との大きな違い。

Drake以降、
ラッパーってもっと感情出してよくなった。

つまりDrakeって、
“男性性”そのもの変えた人でもある。


7. Kendrickとの戦いで見えたもの。

Kendrickは思想。
Drakeは感情。

これが今回かなりハッキリした。

Kendrickって、
ヒップホップを守ろうとする人。

でもDrakeは、
もっと時代そのもの。

だからKendrickは、
“正しい”。

でもDrakeは、
“リアル”。

ここかなり面白い。

しかもDrakeって、
負けてもクラブから消えない。

なぜなら、
人間の孤独とか未練って消えないから。

つまりDrakeって、
“時代の感情”そのもの。

だから嫌われても、
夜で流れ続ける。


8. Drakeと“インターネット時代の孤独”

Drakeがここまで巨大になった理由って、
単純に曲が良いだけじゃない。

タイミングもかなり大きい。

Drakeって、
SNS時代と完全に噛み合った最初のスーパースターなんだよね。

Instagram。
Twitter。
ストーリー文化。

“誰かと繋がってるのに孤独”
みたいな感覚。

Drakeの曲って、
そこ異常に上手い。

例えば深夜。
酒飲んでる。
元恋人思い出す。
でも連絡できない。

その“送れないDM”みたいな感情を、
Drakeはずっと曲にしてる。

しかも面白いのが、
Drakeってめちゃくちゃ成功してるのに、
ずっと不安そう。

ここが現代っぽい。

今って、
フォロワー多くても孤独だし、
人気あっても安心できない。

Drakeってまさにそれ。

だから世界中で共感された。

昔のスターって、
“手の届かない存在”だった。

でもDrakeって、
めちゃくちゃ有名なのに、
感情が近い。

未練あるし、
嫉妬するし、
愛されたがる。

だからリスナーが、
「わかる」ってなる。

ヒップホップなのに、
日記みたい。

ここかなり革命的だった。


9. Drake以降、ヒップホップは変わった。

今の若いラッパーって、
かなりDrake以降。

特に、
“歌うラッパー”。

感情を出す。
弱さを見せる。
メロディを使う。

今では普通だけど、
昔のヒップホップってもっと硬かった。

でもDrakeが売れたことで、

「感情を出してもいい」

空気になった。

Juice WRLD。
Post Malone。
The Kid LAROI。
Lil Tjay。

この辺全部、
Drakeの影響かなりある。

しかもDrakeって、
“ラップだけ”じゃなく、

・ファッション
・SNS
・ミーム
・恋愛観
・クラブの空気

全部変えた。

特に面白いのが、
“モテ方”変えたこと。

昔のラッパーって、
強さ。
金。
ギャング感。

そこが中心だった。

でもDrake以降、
“感情表現できる男”がモテる空気になった。

ここかなり大きい。

今のZ世代っぽさにも繋がってる。


10. Drakeはなぜクラブで消えないのか。

ここDJ視点でかなり重要。

Drakeって、
何回“終わった”って言われても、
クラブから消えない。

これ異常。

なぜか。

Drakeの曲って、
“感情の温度”がちょうどいいから。

完全にハードでもない。
完全にチルでもない。

酔った時。
誰か思い出した時。

その“夜の中間地点”にハマる。

しかもDrakeって、
女性人気が異常に強い。

クラブって結局、
女の子が歌う曲強い。

そこをDrakeはずっと理解してる。

例えば
“One Dance”。

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