ACナイトフォールを作っていたら秋が終わっていた



ひさしぶりに起動したAC6のガレージに居座っていた変な機体スタートで失礼します。
こんな変な構成で使ってたか〜?
と思いましたが、テストしたらめちゃめちゃ馴染みありました。
右手の火炎放射器を押しっぱなしにして敵を柔らかくしながら、左手・左肩のガトリングガンも押しっぱなし。死ぬほど敵に粘着しつつ隙を見て右肩の2連グレネードを叩き込む、そういう戦術を得意としていました。
カラーリングは愛機Ibanez Q54-SFMから。

前置きはともかく、バンダイのプラモデル「30MM ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON RaD CC-2000 ORBITER ナイトフォール」を購入したので楽しかったよという話を書きます。
購入

転売されまくってて去年からずっと入手困難だったんですが、定価(3850円)で買うチャンスがあり購入。
なにせ小学生以来のプラモデルなため、急いで必要なツールを調査し、ニッパーやスポンジやすりを揃えて制作スタート。
素組み?
今日の進捗。墨入れ?とかいうのをやってみようと思います。 pic.twitter.com/Lf46jmMu6W
— 〇〇〇 (@djusmurthaa) September 18, 2025
二度切り?ゲート処理??とか言いながらチマチマやってた序盤の様子。
今日の進捗。墨入れ面白すぎるし正解なさすぎてやめられない。
— 〇〇〇 (@djusmurthaa) September 19, 2025
インクのたまり方でヨレまくってるけど、これはこれでACっぽい汚れ感な気もするし、どうしたらいいか迷う… pic.twitter.com/MMHlj45y36
墨入れペンを試してみた様子。
ホビー系の動画を100本くらい観ていくうちにだんだん理解してきましたが、あとから塗装とかウェザリングしたい人はまず素の状態で組んでからその後の方針を決定するんですね??
パーツを切り出してはやすり、切り出してはやすり…チマチマ組んである程度の塊になったら墨入れを試し…という作業をやっていたので、全身が完成するまでにもえらい時間がかかってしまいました。
「これのどこが30 Minutes Missionなんだ…?」とか言ってた。
モールドをなぞりまくるとどんだけすごいディテールしてるのかがわかって嬉しい。製作者の意図をなぞっている。
— 〇〇〇 (@djusmurthaa) September 19, 2025
でも楽しそうでよかったね。
いやーすごいわ pic.twitter.com/RJ6j5aVPyX
— 〇〇〇 (@djusmurthaa) September 24, 2025
ともあれ全身が完成。
撮影場所がないにしたってなんだそれは。
武装つけたら格段にシルエットがよくなったね pic.twitter.com/qMlk3kBP8C
— 〇〇〇 (@djusmurthaa) September 26, 2025
かーっこいい
よく見ると、右脚にだけスミが入ってます。こういう雑な実験をしていた。
かーっこいいけど、この時点で動画を50本は見ていて、後ハメ加工で合わせ目消しだの、電飾加工だの、全塗装だの、ウェザリングマシマシだのテクニカルな先人たちの技を見まくってるので、だいぶ目が肥えてきました。
ペンだけウェザリング
本家ゲーム上でのナイトフォール機は、全身に塗装ハゲがあるため、これをどうにか再現したくなりました。
塗装か…いきなりエアブラシなんてできないし、ビンの塗料を買う勇気も作業環境もないため、どうにかマーカー系だけで実現できないか…
しかし、スミ入れ用ペンではプラの上に液状に乗るだけなうえ、擦るとすぐ消えてしまいます。
やはりリアルタッチマーカーも買うべきか、つや消しを吹かないと食いつきが悪くてダメなのか(聞きかじりの知識)…?などとモゾモゾしているなか、偶然手元にあったメーカー不明の慶弔筆ペンを試してみたところ、なかなか悪くないノリなのでした。

多分水性で、多分顔料で、リアルタッチマーカーのぼかしペンで落ちるので大丈夫だと思って使ってますが、あまり素人がこういうことをしない方が良いでしょうね
かなり小型な筆先のペンなので、扱いやすさは抜群でした。これでチッピングを試すうちに、徐々にコツがつかめてきます。
さらに、塗料がないなりの工夫として、使い捨てスポンジにペン先をぐりぐりしてからポンポンすることでスポンジチッピングをし始めました。
(あっという間に乾くので普通の塗料の方が楽ですし、ペン先も痛むと思います。推奨しません。)

メタリックマーカーとの出会い
このスポンジグリグリチッピングの発明と並行して、Mr.ホビーマーカーのメタリックセットも購入しました。
ブースターやバーニア、ギアパーツを塗ってみたくなったのです。

これが大正解でした。発色がとてもよく、センスのよい色。
塗りムラや筆跡がないわけではないですが、気にならない程度。
アニメ系のプラモデルをクリーンに組む場合は、スムーズな塗りを目指してエアブラシなどが必要になるのだと思いますが、ことACなどのリアルメカ系を汚して作るのであれば塗りムラやヨレも味方につくのが面白いです。
なんなら手について剥がれちゃうくらいでもちょうどよかった。

←アフター ビフォー→
シルバーを使ったスポンジチッピングで、足パーツの傷を作ることもできました。これもかなりお気に入り。スポンジドライブラシですね。

この辺りから、隙あらばメタリックマーカーが活用できないか考え始めます。
このキットは本当に再現度が高いですが、それでもゲーム画面と見比べると分けられていない部位があります。

本家ゲームでは塗装の剥げたダークオレンジのパーツとグレーのパーツです。

前腕につながる部分に、キットでは一体になってしまっているギア部分もあります。
ここはいっそカッパーで塗ってしまうことにしました。
だんだんと原作再現から離れていっている気もしますが、誰も気にしません。
製作中何度も「おれのACはこうなんだよ」と独り言を言いました。
プラモデルってとてもパーソナルな趣味ですね。
原作がある場合お手本はあるけれど、自分の作品をどう仕上げるかは別の話。自分の納得がいちばん優先される。
今はSNSも動画サイトもあるので、昔よりは発表の機会は増えたのでしょうが、それでも他人が注目するのは制作動画の数十分、あるいは画像を見る数十秒。リアルイベントに出しても一人当たり数分見るのがいいところでしょう。
何時間もかけて作ったプラモデルをあらゆる角度から理解し、何時間でも愛でてくれるのは自分以外にいないですよね。
それこそが素敵だと思いました。
話がそれましたが、カッパーの塗り分けはかなり成功したと思います。

ギアが別パーツのように見えるようになったのがいちばんの喜びポイントで、ここから塗り分け沼に入っていきます。
メタリック塗り分けジャンキーの誕生
脚部裏側、肩部ひさしなど、塗り分けチャンスを逃さず塗っていきます。

もも裏は平面部分が成形色だったのを黒に塗り分け。メタリックに光って見えるけどこれも慶弔ペン。こんなに使っていいんだろうか。
もも裏の塗り分けはけっこう目立つので、ここをちゃんと塗り分けている人の作例を見るたびに「ウンウン…」と言うようになりました。
こういう細かい作業が、好き!!!
もっと塗り分けたい!!!
ム!

武器が灰色単色なのが気に入らないですね。
本家は暗いワインレッドですが、しっかり塗装するのはマーカーだけでは難しいので、自己流でいきます。
スポンジチッピングの応用でリアルタッチマーカーグレー2で全体をこすってトーンを落とします。スポンジウォッシングです。


ガンメタやシルバーで塗りわけして


また軽くグレーで汚したり、焼鉄色でニュアンスをつけたり

シルバーで傷をつくる。
もうプラスチックには見えませんね。かっけー。


パイル部分がが鈍く輝き出した時、「かっけえ!」と叫びました。
そして夢中で武器を塗り分けおわり、塗り分ける場所がなくなってしまいました。

終わった…俺の夢…
完成

心残りはセンサー部分の赤色を塗ってないこと…ガンダムメタリックマーカーとかでうまくいくだろうか…




完成しました。
撮影してみると、あんなに汚したと思ってた塗装剥げもちょっとしたテクスチャにみえますね。全体のザラっと感に寄与してるとは思います。

おわり
この1ヶ月本当に楽しかったです。触ってないあいだの「こういう方法もあるんじゃないか?」「次はあれを試してみよう」とあれこれ考えている時間こそが楽しくて、これって趣味の醍醐味だなと思います。
ポージングや撮影も奥が深そう。真正面だとヒョロく見える。
この記事で見返して気づきましたが、腰を落としたポーズしか取ってませんね。マッシブ感は出るけど、スッと立ってない…。
本家ゲームでも、パイルを打ち込んだ時にデカい武装が放射状に伸びるようなケレン味あるポーズを取ってたりしてます。こういうことに気づくこと自体が面白いね。
素人モデラーの第一歩としては満足いくものができたんじゃないでしょうか。でしょうかっていうか、自分の納得が全てですね。満足してます。
おしまい。
