「シャボン玉」 シロクマ文芸部2

桜の花びらが
跳ね舞いながら
走る車を追いかける

誰かのシャボン玉が
虹色に光って
ふわりと流れていく

線香花火の火の玉が
チクチクと音を立て
命を光らせる

雪の結晶が
目の前でスピードを緩め
手のひらに溶けていく

儚いものたちは
小さな命を思わせる

手の中のものや
自分の生んだものは特に
永遠を願ってしまう

かぜ かぜ ふくなと
願ってしまう


#シロクマ文芸部 #詩

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