旧統一教会関連団体、トランプ氏出演に3億円(250万ドル)安倍氏「無償」なぜ?(2023年10月12日、毎日新聞)
税制上の優遇措置を受けられる宗教法人格の剥奪に向けてカウントダウンが続いていますが、(以前に複数の記事でふれた)旧統一教会およびその友好団体・関連団体が開催するイベントに(海外で)著名人が札束で動員されてきた件について、本日、毎日新聞が報じています。
記事の内容に真新しい点はありませんが
(前略)
UPFが米国の政治家に多額の報酬を払ったことを示す公文書の存在が明らかになるのは異例で、UPF日本支部の訴訟で代理人を務める徳永信一弁護士(大阪弁護士会)は毎日新聞の取材に「初めて見た」と話した。
(後略)
(毎日新聞、2023年10月12日)
徳永信一弁護士(あるいは事務所のパラリーガル・スタッフ)はやや不勉強のようです。また、下記の点
(前略)
一方で、「トランプ氏に約1億円を支払ったことは事実」と明言。トランプ氏の財務報告書に記された「受領額50万ドル(約5500万円)」と大きな差があるが、ペンス氏の財務報告書に「講演料は代理店から支払われた」旨の記載があることを踏まえると、代理店の仲介手数料などが差し引かれた可能性もある。いずれにしても、UPFがトランプ氏に多額の報酬を支払ったことに争いはない。
(UPF)
(毎日新聞、2023年10月12日)
については、ペンス元副大統領は専属契約している代理店である Worldwide Speakers Group から支払いを受けています(UPFが代理店に支払った金額は1~3割高かったと思われます)が
トランプ元大統領の開示資料には代理店等の介在を示唆する記載はありません。一方、トランプ元大統領の出演は教団本部(韓国)あるいはUPFインターナショナル(米国)が仕切った案件であり、UPFジャパンがトランプ元大統領と出演交渉したわけではなく、支払金額も米ドルで決められたはずです。おそらく、詳しい事情を把握していない(蚊帳の外に置かれている)UPFジャパン(実質的には日本教会)の関係者が適当な数字を挙げただけではないでしょうか。尚、5月に更迭された尹鍈鎬(ユン・ヨンホ)氏が講演料(謝礼金)を中抜きしながら私腹を肥やしていたという説もあります。
(前略)
しかし、本国ではひと騒動起きていますよ。
教団内でナンバー2の幹部だったユンヨンホ氏が、5月9日に更迭されたんです。尹氏は、安倍元首相やトランプ前大統領の教団ビデオメッセージへの出演などを手配した人物です。
こうしたVIPには数千万円から数億円の報酬を払うのですが、ユン氏がこの報酬を中抜きし、不正に蓄財していたことが発覚しました。さらに教団の帳簿も、総裁の韓鶴子氏が喜ぶように過大に粉飾していました。
今回の更迭により、本来の財務状況を知った韓氏は、教団が実際には資金不足に陥っていることに驚き、慌てて韓国内の不動産を売却しています。
(後略)
安倍元首相銃撃事件から1年、統一教会「最後のあがき」と「本家の資金不足」
FLASH 2023年7月4日
何れにしても、無償(もしかすると、交通費や宿泊費も自腹か御車代程度)で旧統一教会およびその友好団体・関連団体が開催する国内外のイベントに昨年まで出席されていた日本の先生方は清廉かつ高潔であった(あるいは、借りがあった、または、誰かの真意や立場を忖度する必要があった)のかもしれません。


渋谷家庭教会(松濤本部)2021年10月17日


【2022-10-20 追記 (1/4)】
— oniソプター (@NFukuhaku) October 19, 2022
鈴木エイト氏(@cult_and_fraud)とnem氏(@yo_nem)から、未確定だった議員の名前を提供いただいたので、画像を修正しました。 pic.twitter.com/vDwkxjwttM

