大型犬のお散歩で気をつけたい植物6選🐕|顔の高さに潜む危険
はじめに
以前の記事では、
春のお散歩で気をつけたい植物を10種紹介しました。
今回はその番外編として、
大型犬の飼い主さんに特に知っておいてほしいことをまとめます。
小型犬なら届かない高さでも、
大型犬の顔ってだいたい人の腰くらいの高さ。
つまり、低木の実や花がちょうど口の前にある状態になりやすいんです。
「うちの子は草とか食べないから大丈夫」と思っていても、
鼻先にぶら下がっている実をパクっといってしまうのが大型犬あるある。
ぜひ参考にしてみてください🐾
大型犬だからこそ届いてしまう危険な植物6選
① ジンチョウゲ
⚡ 危険度:高

どんな見た目?
早春に甘い香りを放つ白〜ピンクの小さな花が集まって咲く低木。
香りがよく、春の訪れを感じさせる植物として民家の庭によく植えられている。
どこに生えてる?
民家の庭・公園の植え込み。香りが強いので犬が引き寄せられやすい。
気をつけるべき時期は?
2〜3月(早春)。花が咲いている時期が特に危険だが、葉や樹皮は一年中毒性がある。
どこが危ないの?
実・根・樹皮・樹液。触れるだけでも皮膚に水ぶくれができることがある。香りに誘われて顔を近づけた犬が樹液に触れてしまうケースも。
どんな危険性?
嘔吐・下痢・皮膚炎・心臓障害。甘い香りで犬が自ら近づいてしまいやすいのが怖いところ。大型犬は花や葉に顔がちょうど届く高さなので注意が必要。
② ナンテン
⚡ 危険度:高

どんな見た目?
冬から春にかけて赤い実が鈴なりになる低木。
「難転(難を転ずる)」という語呂合わせから縁起物として親しまれており、玄関先や庭先によく植えられている。
どこに生えてる?
民家の庭・玄関先・神社・公園の植え込み。
生垣として使われることも多く、散歩コースで目にする機会は非常に多い。
気をつけるべき時期は?
冬〜春(実が残っている時期)。
赤い実が鈴なりになっている時期が特に危険。
どこが危ないの?
赤い実・葉。特に実に毒が多く含まれる。
どんな危険性?
嘔吐・呼吸困難・痙攣・突然死。
縁起物として親しまれているだけに「まさか毒があるとは」と思いがちな植物。赤い実が大型犬の鼻先の高さにちょうど並んでいることが多いので要注意。
③ 藤(フジ)
⚡ 危険度:中〜高

どんな見た目?
紫色の花が垂れ下がる、春の風物詩的な植物。公園の藤棚や神社でよく見かける。花が終わるとエンドウ豆に似た大きな豆のさやがぶら下がる。
どこに生えてる?
公園・神社・民家のトレリスや棚。藤棚として整備されている公園も多い。
気をつけるべき時期は?
4〜5月(花の時期)+6月以降(さやがぶら下がる時期)。花がきれいな時期だけでなく、さやの時期も要注意。実は一年中葉や樹皮にも毒がある。
どこが危ないの?
豆・さや・葉・樹皮。花が終わった後に豆のさやがぶら下がった状態になり、大型犬の鼻先にちょうどぶら下がってくることがある。
どんな危険性?
嘔吐・下痢・胃腸炎・まれに死亡。藤棚の下を通る際は花の時期もさやの時期も特に気をつけてください。
④ アジサイ
⚡ 危険度:中〜高

どんな見た目?
青・紫・ピンク・白など色とりどりの花が球状に集まって咲く低木。梅雨のイメージが強いが、5月には葉と蕾がしっかり育った状態になっているので春から注意が必要。
どこに生えてる?
民家の庭・公園・花壇。母の日のプレゼントとして鉢植えで贈られることも多く、非常によく見かける植物のひとつ。
気をつけるべき時期は?
5〜7月。葉と蕾が育ちはじめる5月から注意が必要。「梅雨の花」のイメージから春は油断しがちなので要注意。
どこが危ないの?
葉・つぼみ。青酸配糖体という成分が含まれている。きれいな見た目なので犬が近づきやすい。
どんな危険性?
嘔吐・めまい・意識障害。低木なので葉や蕾が大型犬の顔の高さにちょうどくることが多い。
⑤ キョウチクトウ
⚡ 危険度:超高⚠️

どんな見た目?
夏に白・ピンク・赤などの花を咲かせる低木〜中木。街路樹や公園の植え込みとして全国各地に植えられており、非常によく見かける。細長い葉が特徴。
どこに生えてる?
街路樹・公園・河川敷の植え込み。特に温暖な地域の道路沿いに多い。
気をつけるべき時期は?
6〜9月(花の時期)が特に危険だが、葉や枝は一年中毒性がある。 枯れ葉にも毒が残るので落ち葉の季節も要注意。
どこが危ないの?
全草すべて。花・葉・枝・根・果実はもちろん、枯れ葉にも毒性が残る。燃やした煙まで有毒とされるほど毒性が強い。
どんな危険性?
嘔吐・下痢・心拍数の異常・痙攣・最悪死亡。触れるだけで皮膚炎を起こすこともある。街路樹として植えられているケースも多く、散歩コースに普通に存在することが怖い。
⑥ ヨウシュヤマゴボウ
⚡ 危険度:超高⚠️

どんな見た目?
ブドウのような黒紫の実が房状にたわわに実る植物。茎が赤紫色なのも特徴。子どもが実をつぶして遊んでいることもある。
どこに生えてる?
空き地・道端・雑木林のそば。「こんなところに?」というくらい街なかにも普通に自生している。
気をつけるべき時期は?
7〜10月(実が熟す時期)。黒紫の実がたわわに実った状態が最も危険。
どこが危ないの?
実・全草すべて。特に実と種に毒が多い。
どんな危険性?
嘔吐・下痢・昏睡・最悪死亡。大型犬の鼻先の高さにちょうど実が並ぶので、気づいたらパクっといっていた…というケースが怖い。全草に毒があるので近くを通るだけでも注意が必要。
もし食べてしまったら
症状が出ていなくてもすぐに動物病院へ。
受診する際は以下を把握しておくとスムーズです。
いつ食べたか
何を食べたか(植物の写真を撮っておくとベスト)
どのくらい食べたか
まとめ
大型犬は体が大きい分、小型犬では届かない高さの植物にも簡単に口が届いてしまいます。散歩中はリードを短めに持って、植え込みや低木のそばでは特に注意してあげてください。
今回紹介した6種、ぜひ見た目だけでも覚えておいてもらえると嬉しいです🐾
愛犬と安全で楽しいお散歩を!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
※この記事の情報は一般的な注意喚起を目的としています。万が一の際は必ず獣医師にご相談ください。
春のお散歩で気をつけたい植物10選はこちら👇
https://note.com/dog_happy333/n/n014a33bcb4ff?sub_rt=share_sb
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