令和8年 一級建築士 学科Ⅱ 環境設備 最終予想模試20問。過去10年の出題構成を踏まえた本試験形式
環境設備は、計画と並んで、直前期に手応えをつかみにくい科目です。
用語の暗記は進んでいる。
それでも、二酸化炭素濃度や熱貫流率、日射量や照度の計算問題になると、本番で公式を思い出せるか不安が残る。
あるいは、放射冷房やデシカント空調といった、近年増えている新しい設備の話になると、正誤の判断に自信が持てない。
こうした声をよく聞きます。
環境設備の20問は、計算問題と知識問題が組み合わさっているのが特徴です。
計算問題を捨ててしまうと、確実に取れるはずの得点を失います。
一方で、計算に時間をかけすぎると、後半の設備分野に手が回らなくなります。
得点を安定させるには、公式を正確に覚えることと、時間配分を決めておくことの両方が必要です。
この模試は、その総仕上げのために作りました。2016年から2025年までの環境設備200問について、出題分野、計算問題の種類、正誤選択肢の作られ方、近年の新傾向を分析し、本試験形式で再構成したオリジナル20問です。
過去問の文章をそのまま使うのではなく、出題構成と論点を踏まえて新たに作成しています。
二酸化炭素濃度、熱貫流率、直達日射量、点光源による照度、音圧レベルという5つの計算問題に加え、省エネ基準適合義務化、BEI、BELS、ZEB Ready、デマンドレスポンス、蓄電池、需要制御換気、放射冷房といった令和8年向けの論点も組み込んでいます。
この記事には、問題部分だけを抜き出したPDFを添付しています。
特に計算問題は、画面上で眺めるだけでなく、紙の上で電卓を使わずに手を動かして解いてみてください。
学科試験では電卓を使用できないため、計算過程を紙に書きながら解く感覚を、本番前に慣らしておく必要があります。
印刷して時間を計り、マークシート形式で解答を記入すると、より本番に近い環境で仕上げられます。
令和8年試験では、学科Ⅰ計画20問と学科Ⅱ環境設備20問を、合計120分で解答します。
試験日は2026年7月26日です。
まずはPDFを印刷し、本番のつもりで解いてみてください。
解けなかった問題、時間がかかった計算問題が、今のうちに手を打つべき場所です。
過去問分析
過去10年の出題構成を見ると、学科Ⅱは年度による多少の入替えはあるものの、おおむね次の順番で出題されています。
No.1 環境工学用語
No.2 温熱環境・湿り空気・結露
No.3 換気・空気環境
No.4 伝熱・断熱
No.5 火災・煙制御
No.6 日照・日射
No.7 昼光・照明
No.8 色彩
No.9・10 音響・遮音・吸音
No.11~13 空気調和・換気・排煙
No.14・15 給排水・給湯
No.16・17 電気・発電・エネルギーマネジメント
No.18 消防・防災設備
No.19 昇降機・設備耐震・建築設備
No.20 省エネルギー・環境評価・新傾向
この出題構成をベースに、次の計算問題を5問配置しました。
二酸化炭素濃度。
熱貫流率。
直達日射量。
点光源による照度。
音圧レベル。
また、令和8年向けの論点として、次の内容を問題に組み込んでいます。
原則すべての新築建築物への省エネ基準適合義務化。
BEI。
BELS。
ZEB Ready。
デマンドレスポンス。
蓄電池。
需要制御換気。
放射冷房。
ホールライフカーボン、エンボディドカーボン、自然冷媒、デシカント空調等については、模試後に確認する追加論点として最後に整理しています。
推奨解答時間
50~55分
これは本模試における推奨時間です。
計算問題で止まりすぎず、最後に5分程度の見直し時間を残してください。
計画と環境・設備の得意不得意に応じて、時間配分は調整してください。
ここから先は

令和8年 一級建築士 学科 最終予想模試20問【全科目】
令和8年一級建築士学科試験の直前対策として、計画、環境設備、法規、構造、施工の全5科目、各20問の最終予想模試をまとめたシリーズです。 …
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?
