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驚愕のラストがあなたを待ち受ける「十角館の殺人」

こんにちは、読書子です。
本日、紹介する本はこちら。
綾辻行人作「十角館の殺人」

YouTubeやサイトでよく紹介されており、前から気になっていた作品。
口コミでも「本格ミステリで面白い」と絶賛する声が多かったので、読んでみました。
読了後に思ったのは、こういうミステリー小説が読みたかった!
最後までドキドキするストーリーでした。
では、あらすじを簡単に紹介します。

1986年3月26日、大学ミステリ研究会の大学生7人が訪れたのは十角形の館が建つ孤島・角島(つのじま)
半年前、館を建てた建築家の中村青司をはじめ、彼の妻や使用人夫妻が殺害された。
犯人は事件当日館にいた庭師の男性といわれているが、彼は行方不明で警察が捜索中であった。

大学生7人は事件が起こった館に興味を持ち、1週間滞在することになる。
和気あいあいと過ごしていたが、3日目の朝、メンバーの一人が絞殺体で発見され、その後も立て続けに殺人事件が起こる。
犯人は誰なのか、目的は何なのか。

一方、本土では元ミステリ研究会メンバー・河南孝明のもとに「お前たちが殺した千織は私の娘だった」という内容の手紙が届く。
千織が中村青司の娘だと考えた河南は、青司の弟に話を聞こうと訪ねていくが・・

物語は角島と本土、2つの場面に分かれて進んでいきます。
角島では館に訪れた学生たちに起こった連続殺人事件の様子が、本土ではミステリ研究会のメンバーだった河南が奇妙な手紙の謎を解こうと奔走する様子が書かれています。

まず驚いたのは角島で登場する人物が全員エラリイ・クイーン、ジョン・ディクスン・カーといった、有名なミステリ作家の名前であること。
最初は誰が誰だか分かりませんでしたが、エラリイは気障な性格、カーはひねくれ物など、みんな個性的なので途中からは区別ができ、集中して読み進められました。

角島では7人が到着して3日目の朝に第一の殺人事件が起き、その後、本土と連絡が取れないまま第二の殺人事件が起きます。
「自分達の中に犯人がいるかもしれない」と疑心暗鬼になる学生たち。
ピリピリとした様子は読んでいるこちらにも伝わってきて、次は何が起こるのか最後までドキドキしました。

一方で本土では河南が手紙の謎を解明しようと奔走します。
ここで手紙に書かれた「お前たちが殺した千織は私の娘だった」についてですが、青司の娘である千織は河南と同じミステリ研究会のメンバーでした。
しかし、1年前にミステリ研究会が開催した飲み会で起こった事故により、亡くなってしまいます。

河南はこの事故が関係しているのではないかと思い、青司の弟を訪ねます。その後、弟宅で出会ったの弟友人の島田と一緒に青司らが殺された事件を調べていくのですが、「実は青司が死んでいない」という説が浮上。
「もしかして角島での殺人も青司の仕業なのか」と謎が増えていくばかりでした。
後半で犯人やトリックが分かった際、「これがどんでん返しか」と衝撃を受けました。
よく考えられたストーリーで最後まで面白かったです。

学生たちを襲った殺人事件の犯人は誰なのか。
一体、誰が河南に奇妙な手紙を送りつけたのか。
『十角館の殺人』を読んで衝撃のラストをご覧あれ!


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