【いつかすべて終わるから、今は頑張る】
私は64年間という人生の中で、多くの後悔を経験してきました。
年齢を重ねるほど、強く思うことがあります。
人生には終わりがあります。
だからこそ、今という時間の見え方が、若い頃とはまったく違ってきました。
今日、私があなたに伝えたいのは、そのことです。
「どうせ終わるなら、頑張っても意味がない。」
そう考える人もいるかもしれません。
でも私は、まったく逆でした。
終わりがあるからこそ、一日一日を大切にしたいと思えるようになりました。
今日の景色や人との触れ合いを目に焼き付けようと素直に思います。
そう思えるようになってから、人生に向き合う姿勢が変わりました。
若い頃の私は、未来は無限に続くような錯覚の中で生きていました。
「また今度でいい。」
「いつかやればいい。」
そんな言葉を、自分自身に何度も言い聞かせていました。
しかし、人生はそんなに長くありません。
私は六十四年生きてきて、病気も経験しました。
何度も絶望しました。
人生を終わらせようと思った日もありました。
だからこそ分かります。
明日という日は、誰にも約束されていないということを。
だから私は、今日できることを、今日やろうと思っています。
完璧ではなくてもいい。
小さな一歩でもいい。
誰かに認められなくてもいい。
自分自身が、「今日を精一杯生きた」と思えたなら、それだけで十分価値があります。
私たちは、最後には何も持っていくことはできません。
財産も。
肩書きも。
地位も。
すべて、この世に置いていきます。
だから最後に残るのは、
「どんな人生を歩んできたのか。」
その記憶だけなのだと思います。
私は今、文章を書いています。
それは有名になりたいからでも、お金のためだけでもありません。
人生で苦しみ、遠回りし、それでも生きてきた証を残したいからです。
そして、たった一人でも、
「もう少し生きてみよう。」
そう思ってくださる方がいたなら、それだけで私の人生には大きな意味があります。
人は、自分の人生に終わりがあることを知りながら生きています。
だから悲しいのではありません。
終わりを知っているからこそ、今日という一日を大切にできるのです。
人生は永遠ではありません。
だから焦る必要もありません。
でも、先延ばしにする理由もありません。
会いたい人がいるなら会いましょう。
感謝を伝えたい人がいるなら、今日伝えましょう。
挑戦したいことがあるなら、小さくても始めてみましょう。
失敗しても構いません。
何もしなかった後悔のほうが、歳を重ねるほど心に残ります。
いつか、すべて終わります。
だから私は、今日も頑張ります。
笑える日も。
泣く日も。
思いどおりにならない日も。
生きている限り、自分らしく歩いていきたい。
それが、六十四歳になった私がたどり着いた、生き方の答えです。
いつかすべて終わるから、今は頑張る。
今日という一日を、大切に生きていきたいと思います。
【最後に、一曲だけ】
もし、もう少しだけ今日という時間を味わいたい方へ。
私が大切にしている一曲をご紹介します。
音楽には、不思議な力があります。
心を静かにしてくれたり、懐かしい記憶を呼び起こしたり、明日をもう少し頑張ろうと思わせてくれたり。
そんな力が、音楽にはあると私は思っています。
少しでも、あなたさまの心が和みますように。🙏
Photo & philosophy donchan
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