献体なんてするもんじゃない
美容医が献体者に敬意を表さない写真をネットで公開して叩かれている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1f12fa4c271946251ebaa94dee871f89529333f3
早速、東大医学部解剖学教室名誉教授の養老孟司先生がインタビューされていた。養老先生は勿論献体してくださった方々には敬意を持っておられ、それをお話された。商売敵の高須さんは、ここぞとばかり、やらかした医者のクリニックをクソミソに非難。って言うことで、世間はこの医者に対し非難轟轟ってことになるんだろう。
私は臍曲がりなのか、それとも先祖にこの医者の100倍酷いことを医学生時代にやらかした猛者(祖父、バレたら即退学だっただろう)がいるせいか、このニュースを見ても、まっ、こんなもんだろうって感じだ。高校の同級生で医者をやってるのが結構いるがっ、こいつらが敬意を持って解剖実習なんて絶対していないのは聞かなくてもわかる。私は私的な仏教徒なので、死体に対する思い入れはない。家内を火葬場で焼いた時、家内の指から結婚指輪を外すのを忘れていて、焼き上がった骨を見たらそれが無くなっているのに気づいたが、まっ、そんなもんかと事を荒立てなかった。頭蓋骨が壊されていたのが残念だったがこれもそんなもんかと黙った。納棺師が親父の髭を剃った時は傑作だった。生前親父は絶対に髭を剃らなかった。見苦しいからといくら言っても頑として言う事を聞かなかった。あらら、親父、綺麗な納棺師さんに剃ってもらってよかったなである。それでも家内の骨は納骨堂にきちんと納めて定期的に墓参りはしている。親父の骨は先祖代々の墓地に撒いてある。そこの墓守をしながら余生を送る予定だが、自分が死んで子供達に墓参りをしてほしいとは思わない。自分の死体はチベット人みたいに切り刻んで鳥の餌にしてもらって結構だ。死体はただの抜け殻で自分ではないと思うからだ。死体に敬意を払うのは故人に対してというより遺族に対してであろう。
自分の死体には執着はないが、それでも私は献体はしない。医師免許を持つ者に献体義務を課してやりたいからだ。養老先生がいくら口を酸っぱくして諭しても、自分が解剖される身にならないとわかるようにはならないとおもうからだ。
補遺:
自分の死後の扱いに執着がないが、医師に献体させたい。なんでそう思うか、そのあたりが書けていなかったので補いをしておきます。私は献体する身の上であることは倫理観の涵養に資すると考えでいます。従って総理を始めとする大臣、代議士、参議院議員、地方自治体の長、議員、高級官僚などの経験者の方々にもその義務を負っていただきたいですね。
