返ってきた言葉が、思っていたのと違った
返ってきた言葉
私が、初めてChatGPTに投げかけた言葉は、こうだ
仕事の相談です。
引越しで仕事を辞めました。
子供はいません。
今までは経理・人事・総務の仕事をしていましたが、
違う仕事についても良いと考えています。
何かいい職業はありますか?
それに付け加えて、こんな一文も入れた。
性格は、気が回るタイプで
人の世話をするのが好きです。
ハローワークの紹介担当者にも
恥ずかしくて
なかなか伝えづらい、私の性格。
軽い気持ちで書いてみたが、
果たしてどう返ってくるのだろうか。
返ってきた回答は、想像していたものと違った。
【在宅OK】あなたに向きやすい仕事
【出社型】あなたに合いそうな仕事
どれが合いそうか?タイプ別の考え方
いくつかのセクションに分けて、
具体的な仕事が丁寧に提案されていた。
そして、特に驚いたのは――
「まず、何から始めればいいか」
そう、
“始めの一歩”まで書かれていたことだった。
AIを遠ざけてきた私は、
ここまで私の状況を深掘りしてくる存在に
正直、戸惑った。
一歩先へ
さらに、ChatGPTはこう続けてきた。
「もしよかったら……
あなたのことをもう少し教えてもらえたら、
よりピッタリの職種を具体的に提案できます」
――もしよかったら?!
気を遣わせてしまっているではないか。
ニュースで見た
「ChatGPTにあだ名をつけている人」
「AI彼氏がいる人」
どこか遠い世界の話だと思っていた。
でも今なら、
その気持ちが、少しわかる。
AIという無機質な存在に
考えを乗っ取られてしまう怖さ。
それは最も簡単に、
寄り添ってくれる伴走者になる可能性と
紙一重だった。
この瞬間、私は
一目惚れに近い心強さを感じていた。
次回は
「拍子抜けするほど、静かな答え」
